電撃文庫<br> 花×華〈4〉

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電撃文庫
花×華〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784048708128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“あたしたちのことなんて考えず、素直な気持ちで選んでねっ!”新学期を迎え、迫るはカップル成立率最高のイベントと謳われる学園祭。“はな”たちもクラスの猫喫茶企画の準備で、夕と二人きりに…とやる気満々。一緒に大好きなお菓子作りをして二歩リード目を狙いたい花と、一緒に考えた衣装に袖を通して学園祭本番を迎えたい華さま。果たして夕は、花がいるたべもの班と華さまの衣装班、どちらを選ぶのか…!?だが学園祭に潜む要素は他にもあり、夕の過去を傷つけた招かれざる客の来訪で楽しい空気が一気に変わり―!?“だぶるはな”で贈る学園青春ラブコメ、撮影4回目っ。

著者等紹介

岩田洋季[イワタヒロキ]
ライトノベル作家。1983年12月13日生まれ。広島県出身。『灰色のアイリス』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とら

26
甘いラブコメと、適度なシリアスが混ざって何というか…哀愁が漂うといった感じになっている。最近こんな作品ばかり読んでいるが、何かに向かって本気で取り組んで、熱狂して、そして取り組んだあとの、ぼーっとした感じ…虚無感みたいなものに満たされた時どうなるのだろうと…”祭りのあと”である。一番その人たちが熱狂している場面、そこに至る過程が一番面白いのは確実であるので、そこを作品化するのはまあ必然とも言えるのだが、”祭りのあと”を読んだ作品が最近でも多すぎるので、そのことばかり考えてしまって辛い…あと半分でどうなる。2015/10/20

中性色

22
反則だろぉぉぅぅこんなのおおぉぉ!!今回は学園祭をメインにしたお話。猫耳なだぶるはなが可愛すぎて生きていくのがつらい。前半部分の学園祭中心のラブコメから、後半のシリアス部分へと質というか温度が変わる感じで物凄く引き込まれる。けど、その分物凄く疲れるんだよなこのシリーズ読むの。最後の華さまの演技は、実際にすると静かなものなのかもしれないけど、その内は触れるだけで壊れ、爆発し、火傷するような熱量を持ったすばらしいものだった。いやはや、なんか逆に怖いわ。2015/01/24

王蠱

11
天然ドS怖っ!?ラブコメ的には重要イベントな文化祭ということでまぁ中盤まではそれなりに楽しめたのだが・・・無邪気な悪魔気質姉さんの登場で一気に萎えた。「天才」と「努力」みたいな構図が見てとれたが正直そこまでラブコメに重さ求めていない人間としてはやっぱり余計に感じてしまう部分が多かったり・・・2013/04/19

さばかん

11
演技のことなんて何も知らない自分からしたら、作中、葉奈子が言うような”違い”はそれほどのものなのかと、そんなに致命的なのかと、少し理解の範疇を超えてるため、正直よく分からない。でも、変わらないものなんてないし、終わらないものもないのだろう。いつかはきっと……。何かが決定的に変わってしまうのかもしれない。これから先どうなるのかが心配になってしまうほど。今回は知佳に若干スポットが当たって良かった。そして花と華さまの言い合いが相変わらず面白可愛い。どんなエンディングが待ち受けているのか、まったく見えない。怖い。2012/06/10

晦夢

9
よかった。学園祭に向けて準備を進める夕たち。そんな学園祭に夕の因縁の相手が訪れるあ〜葉奈子さんいいな。こんな悪女に振り回されたい。花の才能をより感じ、そして華の凄さを感じる回。花の才能が、花がリードしてる感じと合わせて負けフラグに見えて怖い。次巻も楽しみ。2015/02/14

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