- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
奥州上越関東の安定化のための外交作戦として、里見生徒会長を招き入れ、列強三国へ外交官を派遣することを決定した武蔵。その結果、最上家へ里見義康とアデーレが、上越露西亜の上杉家にトーリ、ホライゾン、メアリ、点蔵、ミトツダイラが、伊達家には鈴とウルキアガが外交官として赴くこととなった。だがその一方、武蔵内部に潜入した伊佐、穴山たち真田十勇士は密かに活動を始め、更には武蔵の眼下、水戸領地に対し羽柴勢が戦闘を開始。事態は急速に動き出す。各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第四話中巻。
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ。東京出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
33
姉担当は順調にフラグ立てていってる中巻。鬼と青竜がぶつかったり狐女出てきたりと登場人物が増えることで戦闘もどんどん盛り上がってきたな。敗戦からの再出発に向けて色々本格的になってきたし下巻も楽しみ。二代はスランプから脱却できるのか。貧乳と並乳の討論合戦がどうなるのかも楽しみだわ。どうでもいいけどおちんこでるを引っ張ってくるとは思わんかった笑2014/04/15
Yobata
24
奥州の安定と武蔵への協力を打診するため、三国へ外交官を派遣することを決定した武蔵。派遣メンバーも決まりいざ派遣すると同時に橋場への牽制という形で三国からの攻撃を受ける。さらに2年生の大久保たちによる内乱と内外に問題を抱える武蔵に頑なな非干渉を貫く平泉の藤原泰衡から語られる奥州の真実とは…?今巻は三国会談に向けての外交官派遣及び三国による攻撃。藤原泰衡から語られる奥州“抵抗”の歴史。そして大久保が起こした非戦派の臨時生徒総会。派遣されるメンバーは最上へ義康,アデーレの貧乳コンビ、上越露西亜にトーリ,→2014/04/21
コリ
24
ネシンバラのピンチにシェイクスピアが直に駆けつけるなんて!ナルゼあたりが喜んで同人誌にしそうだ(笑)スランプで色々ピンチな二代。その二代に修行をつけるのがまさかの喜美とは!どんな修行になるのやら…。そしてウルキアガが輝いてるよ!ていうかこのままだと政宗じゃなく成実ゲットしそうだぞ?色々な所で色々な動きがあり、まだまだこれでも嵐の前の静けさといった感じ。下巻で大爆発しそうで楽しみ楽しみ。最後につい笑ったP279の浅間のセリフを。…「正純が出た他国との会議って、大体結論が“戦争するぜ!”な気がするんですが」2011/12/27
_mogura19
12
ウッキー大活躍の予感! で、ベルさんはすでに大活躍。ミトの内心ネタも浅間の内心ネタも響くものがあるし。全裸女装、全裸浴衣も健在。義光とアデーレとかもイイネ!! 大久保さんは、“確証がない、未来のことはわからない”ってとこはわかるけど杜撰なきがするのはなぜだw あと、言外に三河の崩壊前に戻せる!って感じのノリだけど、それはちょっと待て…だよね。どうなるやら。それよりなにより、二代と賢姉のトレーニングがきになるよ!!拙僧いてこましたれー2012/09/06
まるぼろ
11
前巻の戦闘での二代の敗戦等もあったが取り敢えずはそれぞれに外交官を派遣する事に成功する。しかしそれを見届けた正純達に代表委員長の大久保・忠隣/長安が臨時生徒総会を提言、三河以前の武蔵に戻し安定を平和を要求するが…と言うお話。静かにですが武蔵の生徒会・総長連合にとってのこれからについて明確な一歩が踏み出された巻だったと思います。平泉との会談とコンセンサスの一致、二ヶ月前の敗戦に端を発した奥州での悲劇、二代の葵母への師事請い等々見所は沢山ありました。色々とメアリが無双してた感もありますが…w 次巻も期待です。2016/01/24