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内容説明
「全員、“神々”の来訪に備えなさい!」シャンヤルル僧院での混乱を経て、遂に開いた“神界の門”。その向こう側から訪れた異形の神の眷属によって、セロ達は窮地に陥る。魔族の主ウィスカは、部下達と共にその侵攻を食い止めるが、常軌を逸した敵の前に劣勢を強いられ―神話の時代から続く神々の遺恨。その神々の力に魅入られた者達。次々と変転していく状況の中で、セロ達が直面する新たな事実とは?シリーズクライマックスの第9巻。
著者等紹介
渡瀬草一郎[ワタセソウイチロウ]
ライトノベル作家。昭和53年横浜生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
15
天将、賢人とこの世界トップクラスの実力の持ち主が登場した前回でしたが今回はそれを超える存在である神群が登場。更に行方不明だったファンダールが登場したりアルカインが猫になった理由が判明したりと終わりへ向けた準備は完了といった所でしょうか。フィノのヤンデレもどんどんとやばい方向へと進んで行ってるけど二人は最終的にちゃんとくっつくのかも含めて最終巻が楽しみですね。とりあえず拝む黒猫の挿絵には癒されました。2014/06/01
ソラ
6
【読メ登録以前読了】2018/09/23
fab
5
結果的には味方強化回…なんだが、フィノが狂化されすぎて、もうラスボスでいいんじゃないかな。一番かわいそうなのは魔人さん…流されっぱなしで見せ場に乏しい上、助けてくれた孫の側にはヤンデレ嫁とか…人生投げ出したくなるんじゃなかろうか。2011/08/18
ひじきわかめ
5
次で本当にまとまるのか?と思うほど、謎を明かさない状態で出てくる次々の謎・・・。でも、英雄の遺産登場でのカタルシスは爽快。ファンダール失踪とアルカイン猫化は、予想の斜め上を行くまさかの真相だったけど(笑)。作者の力量はあまり心配していないので、分厚くて読みごたえのある最終巻を期待。2011/08/15
刻猫
4
善悪を超えた、力ある異形の神の到来。天将も賢人も人間離れした戦力だけど、共闘してもなお絶望感がひしひしとくる感じが凄い。絶望的なだけに、共闘も援軍も燃える展開。ストーリーの重要な過去も大分明らかになってきた。伏線が丁寧に張られてるなあ。ラスボスは聖神か。これも人間の善悪の基準では計れない存在。三すくみの状態でどう動くか。2013/11/10