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内容説明
後押しをするというアメリカの口約束を信じ、北海道は共和国として独立を宣言した。自ら大統領となった小笠原は、犯罪者である樺山を国務長官に任命する。しかしアメリカはその後、積極的な介入はせず、静観したまま動かない。徐々に苛立ちを募らせる小笠原に、側近の吉良と本間は、アメリカを信用せず日本政府と和解するよう迫った。その時、シコルスキー率いる外人部隊が、上陸した本土自衛軍に向け燃料気化爆弾を使用。一挙に2000人近い死傷者を出し、浮き足立つ自衛軍。さらに追い討ちをかけるように、標津町から幻獣上陸の報せが…。風雲急を告げる「2K」シリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかがわみやこ
2
ロシアの人、違和感あるなと思ったらそういうことでしたか。歴史好きの常で戦略とか政略とか好きですが、これ読んでると自分にそういう考え方の回路が欠けてることに気づく。2011/05/25
kama_meshi
2
滝川って普通の人だよと強調されているのが納得出来る巻。そんな彼が歯を食いしばって戦う姿は凄く好きだ。そして終盤になってアレが来た。うん、ガンパレはこうじゃないとなぁ、と思ったり。ロシア側の脱出行はなんか「その時歴史は動いた」みたいな感じで良い。2011/05/22
YO-HEY@紅蓮ロデオ
1
ロシアが幻獣に早変わり。さて、北海道の命運は。2017/05/16
北白川にゃんこ
1
北海道事変もいよいよ大詰め。速水の病みっぷりにも皆が慣れてきた。しょうがないね。2015/12/17
如月
1
人対人から人対幻獣へと変わっていく巻。ついに九州戦当時の5121小隊全員集合ですね。いろいろな思惑が交差する中、ついにロシア人部隊も割れることとなり、また神威とか樺山とか、注目するところが多くて困ります。2011/07/15