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内容説明
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
著者等紹介
佐島勤[サトウツトム]
和洋のスペースオペラを糧に少年時代を過ごす。青年時代、ファンタジーと伝奇小説に転向。卒業後、企業戦士として現実世界に魂を売り渡すも、2011年ジュブナイル作家として空想世界に帰還を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
257
もともとがweb小説なせいか独特の改行や癖があるが慣れればそう苦にもならない。設定描写が大変多いがそれなりに魅力があるし読みごたえはある。そのぶん物語のテンポや進行が遅い。これといった展開がないまま上巻終了。土台はかなり積み上げてあると思うのでこれが今後どれだけ生きてくるのか続刊次第としかいまのところ言えない。ただ「ちょっと」を「チヨッと」と表記するのは直してもらった方がよかったんじゃないかと。2011/09/09
いーたん
185
アニメ視聴後に読了したので、場面場面のイメージが浮かんできて読みやすかったですが、アニメ見てなかったら、世界観・設定の説明文を読み進めるのがちょっと苦しかったかもしれない。反面、アニメでは分かりにくかった、主人公の心情や場面・状況の補完になりました。 よく言われているように、お兄様無双を楽しむ作品だと言うことがよく分かりました。2015/04/24
不自他
105
放送中のアニメ2期を見て、再びハマったので原作に挑戦。内容は入学式~風紀委員就任後の剣術部取締り。冷遇される達也さんが今となっては懐かしい。いつもポーカーフェイスな達也さんの心境を確認出来るのが面白い。老成していると思いきや、意外と内面は年相応なのかな? #ニコカド20202020/11/15
こも 旧柏バカ一代
94
再読、双子じゃないのに兄妹で同級生。 妹は容姿端麗で成績優秀。兄は容姿普通で成績は劣等生。でも実力は戦略級。そんな彼が国立高等学校の風紀委員になるとか過剰戦力だわ。2019/08/14
Yobata
86
魔法科高校に通う司波兄妹。妹の深雪はブルームと呼ばれる優等生かつ学年主任でもあるが、兄の達也はウィードと呼ばれる劣等生であった。しかし達也が劣等生にはある理由があり…。波風を立てまいとしていたが、深雪との関係でブルームとのトラブルに巻き込まれてしまう。その結果、生徒会長に目を付けられ深雪は生徒会に,達也は風紀委員会にスカウトされる。承諾した達也に波乱の日々が始まる…。魔法を舞台にした学園アクション作品。主人公達也は能力が規格外すぎで劣等生の烙印を押された上条君タイプ。実際は超強い。感情的な性格ではなく→2013/08/14
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