- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
表向きはエリート校だが、実は現代の義賊「怪盗」の素質である“機能”を持つ者だけが入学可能な「森ノ宮学院」。その学院へ兄の名で入り込んだ少年・杉崎渉。彼は代々、大怪盗を輩出する杉崎家の双子の弟として生まれながら怪盗の能力が発現されず、分家から蔑まれてきた。彼の兄・八尋も能力の発現はなかったが、類稀な嘘の才能を発揮、周囲を欺き怪盗を目指していた。だが、ある事件により志半ばで他界してしまう。渉は兄に代わり、能力者たちを見返すため怪盗になることを決意するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
8
モチーフも方向性もミルキィホームズの逆バージョンといった感じ。世界観構築は圧倒的に上手いし、話の転がし方も文句なし。ただし、やたら視点が変わったり、言葉足らずなところが多く、滅茶苦茶わかりにくい。一読では消化し切れていないところが残る。冒頭の名前を偽る部分も読者が混乱する以上の演出効果は得られていない。私、校正ミスなのか演出なのか、わけが分からなくて三回くらい読み直しました。ただし、これらはすべて技術的な問題なので、今後何作も書いていくうちに一発でかいのを当てる、化けるタイプの作家さんのような気がする。2012/03/19
akinbo511
6
怪盗になるための高校の話。生徒も先生もキャラが立っていて、なかなかおもしろい。次巻以降も、怪盗学校と敵対する勢力との戦いになるのかな? 2013/07/21
ふく
5
おぉー!!王道のラノベですね。能力者の中に紛れる無能力者の少年、覚醒する能力と、王道要素満載です。ただ、たまに矛盾が気になるような所があった様な気もします。ただ、読みやすいノで、楽しんで読めました2012/08/06
シュエパイ
5
電撃文庫MAGAZINEに載ってた紹介が好みっぽかったので!うん、確かに好きかも!それぞれが特別な力を発言させたものだけが集える、怪盗養成学園の出会いと衝突と成長、と。主人公の力のひねり具合と、名前のいちいちおかしな感じがまたwなんで電光石火で電気なのさっ、っていう(笑) あー、つづくといーなぁ2012/01/24
たこやき
4
『とある魔術の禁書目録』を読んだときと同じような感想を抱いた。能力者のいる学園。無能力……と思わせて、圧倒的な能力を持つ主人公。映像化すると映えそうな設定。そして、読みづらい文章。いかにも電撃っぽい設定ではあるのだが……正直、私はこの作品でもう良いや、という感じ。2011/12/17