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内容説明
かつて短距離走者として将来を嘱望されていた吉栄杏奈は、交通事故で選手生命を絶たれ、未来への希望を失った。高校を中退し無気力に生きていた杏奈は、ある日街の噂になっていたジョーカーと出会う。「仮面党に入ってほしい」と言うジョーカー。杏奈は断る気力もなかった。そんな杏奈の前に、圧倒的な正しさと強い瞳を持った黛ゆきのが現れる。杏奈はゆきののおせっかいに嫌悪感を抱きながらも、なぜか心惹かれていく。一方、仮面党の画策により、街は無差別テロに巻き込まれてすべての秩序が崩壊し…。大ヒットゲーム「ペルソナ2」を独自の視点で完全ノベライズ。
著者等紹介
高瀬美恵[タカセミエ]
東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田氏
2
プレイしたのは10年は前だったか、と思い調べると発売は90年代の終わり、恐怖の大王到来に世間が沸く世紀末であった。その世相を反映してかのストーリーを展開させるゲームだが、話の筋よりも印象に残ったのがゲームというフォーマットを最大限に活かしたサイドストーリーの書き込みだった。本作ノベライズが同じ時間軸を追いつつもゲーム内では敵として登場する側から描かれているのも、そうした本編の趣向に引き立てられてのことなのかもしれない。なお著者の高瀬美恵は別名義でミステリーを著していて、そちらはこのミス大賞最終選考だとか。2017/05/04
タキ
0
分かるが、そうじゃないだろう。2012/06/03
きら
0
視点を杏奈に当てた、ペルソナ罪のノベライズ。メインは杏奈とゆきのになるため、達哉はただのクラスメイト扱いだしミッシェルに至っては最後の方まで名前すら認識して貰えない始末。でも、杏奈の葛藤と仮面党サイドからみた話は新鮮で楽しかった。2011/10/31
置物☆太郎
0
これ読んで久々にペルソナ2やりたくなってきた。しかしノリコの顔が思い出せない。罰も出してくれないかな2011/08/24
こんこん
0
罰はー?2011/06/05