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内容説明
1984年、帝都東京。陰陽寮で優秀な術士として働く安倍晴明の子孫・土御門晴見は、ある日、かねてより陰陽寮による呪的業界の一方的な支配に不満を覚え続けていた在野の陰陽師・芦屋道代から呪力蜂起の宣言を受ける。誘拐を予告された皇族の姫君・澄香殿下を守るため、退魔の一族の末裔・殿克夜らと共に厳戒態勢に入る晴見らだったが、相手の思惑は彼女らの予想を超えたものだった。千年の昔に非業の死を遂げた「ある人物」を鎮魂すること、それが道代の悲願だったのだ―。
著者等紹介
宇野朴人[ウノボクト]
1988年生まれ、弘前大学在学中。2010年に「神と奴隷の誕生構文」にて電撃文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Liuche
19
【KU】おすすめされて。調べたらななつま作者の過去作で期待がめちゃくちゃ高まった。敵も味方も背景をしっかり描写するスタイルはキャラへの理解が深まる。2025/09/14
ハル
12
ごめんなさい、酷評です。 やたらに設定が多いのに説明不足なまま、読者おいてきぼりで進む物語は、まるで中学生のオリジナル同人小説。「そうか!物ノ怪人形があれば百鬼夜行は簡単に引き起こせる!」って常識のように言われても困る。わからん。 登場人物達の描き方に問題があるのか、なんかキャラが薄っぺらい。唯一きちんと描写されるのが敵役の女の子。なんでコイツを主人公にしなかったんだと問い詰めたい。 460ページの長編&ページあたり文字数も多いのに、ダラダラと物語が進み、結局謎ばかりを残して終わるというのもなんだそれ。2014/08/22
cgatocairb
8
よくある陰陽師ものと放置するんじゃなかった。渡瀬草一郎『陰陽ノ京』が平安時代ものとしては一押しだが、こちらはif帝都東京。科学と陰陽師が同時代に存在する帝都東京の世界設定がしっかりしているので面白い。2015/04/14
konkon
7
良く知らなかった平将門のことが分かったような気になりました。楽しく読めたのですが、将門の話の印象が強く残り、道代と春見、夜統の話は次巻という感じでした。2014/06/14
tonkatudon
5
表紙に帝都の夜景とか入れてほしかったですね 平安時代のはなしかと思ってました おかげで、今まで積み本になっておりました しかし、平らの将門とか、何回怨霊になるのだろうかと 2012/01/22
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