電撃文庫<br> 花×華〈3〉

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電撃文庫
花×華〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048703789
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“せっかくの夏休みだから…一生残るような特別な想い出を残したくて―”一通のラブレターから始まった園端夕と二人の“はな”との物語は、いよいよ熱い夏真っ盛り。福助いわく夏は少女が女性へと変わる季節!?特別な想い出を刻み込むべく、明るくはしゃぐ赤色浴衣な成宮花&控えめに楽しむ可憐な藍色浴衣な東雲華と夏祭りを満喫する夕。だがそんな矢先、華さまが母親に連れられて一時街を離れることに…。花もプールや肝試しなど、ここぞとばかりに接近を図るのだが、それぞれ三人の想いが詰まった夏が交錯していき、そして―。“だぶるはな”で贈る学園青春ラブコメ、撮影3回目。

著者等紹介

岩田洋季[イワタヒロキ]
1983年12月13日生まれ。広島県出身。『灰色のアイリス』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とら

23
個人的にも、花と同じ気持ちがあったのかもしれない。だから花の後ろめたさと言うのも共感出来たし、でも華の言い分も間違ってはいないと思った…と言うか完全に合ってる…この巻は完全に華にやられたなあ。何というかもう既に、夕の中でもそうなっているんだろうけど、二人いないとダメなのだ。二人がワチャワチャやっててくれないとダメなのだ。違和感を感じる。でもこの、答えを出さないままのぬるま湯にいつまでも浸かっていてはダメなのも分かるので…とにかく先の展開が怖い一心である。まあ完結八巻までの間は、純粋な気持ちで読もうと思う。2015/10/18

中性色

14
夏は基本的に自室でクーラーを効かせながらゲリラ豪雨を楽しむだけで終わります。そんなことを思いながら読了。カラー挿絵の部分で盛大に誤植してるけど(初版でだけかな?)。今までに比べると、この作品にしては重厚な感じはなく、いい意味で普通のラブコメしてたので楽しく読めた。自分はどっちかというと花派だけど、そんな自分でも感じるくらいに華さま分が濃かった。演技を一瞬で真似てみせた花のシーンが印象的。前巻での「表現の世界に足を踏み入れるために生まれた人間」というのがなんとなくわかるようなそんな感じがした。2014/09/29

王蠱

13
長さ的には花サイド有利かと思ったらその分、いやそれを補って余りあるくらい華サイドの密度が濃かったwwいつもより全体の雰囲気が軽めでより純粋に恋愛に力を注いでいるからか今までで一番不快感は少なかった。この三人はやっぱりどこまでも恋に対してまっすぐでそれが魅力でもあるのだが、同時に恋の駆け引きみたいな面では弱く、修羅場とか恋愛のしたたかさとかそういった面をどんどん切り捨てたゆえの潔すぎるのがちょっとだけ惜しくも感じてしまったり(苦笑2013/04/04

さばかん

9
イチャイチャイチャニヤニヤニヤしかしなかった第三巻。ラブコメしてるし真面目な恋愛もしてるし部活物としてもちゃんとしてる。素直に面白いと思う。花派な私の満足度は高い。花と華と関係も良いなぁ。その分どちらかを選ぶとか、主人公は大変だろうけど(笑)。花可愛い!可愛すぎる!2012/05/25

コリ

9
こんな青春を送りたかったなぁと思わせてくれる一冊。ここぞとばかりにアプローチをかけるヒロイン2人が可愛らしく魅力的。そのヒロイン達に向けられる好意を真正面から受け止め、自分なりの答えをちゃんと出す主人公にも好感が持てる。お気に入りのシリーズなので、最後まで見届けたい。…個人的には誰かが悲しむ様なエンディングだけは見たくないなー。2011/03/21

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