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内容説明
黒雪姫率いる“ネガ・ネビュラス”は、シルバー・クロウを“浄化”するため、“アーダー・メイデン救出作戦”を発動した。難度の高いミッションの中、決死の覚悟でシルバー・クロウはアーダー・メイデンと接触するも、“帝城”を守護するエネミー“スザク”の火炎ブレスにより、禁断の不可侵領域―“帝城”内部に突入してしまう。絶体絶命の危機に陥ったハルユキだが、彼はそこで不思議な“夢”を見る。“クロム・ファルコン”と“サフラン・ブロッサム”。二人のアバターが望み、砕け散ってしまった“災禍”の物語を―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェシャ猫
44
起承転結の承。前巻の問題がますます悪化してるし。最近シアン・パイルが活躍してなかったのは、この伏線だったのか?!災禍の鎧誕生の悲しいお話も出てきました。ここでも加速研究会のメンバーが。初期からそんな怪しい会があったんかい。しかし、シルバークローに災禍の鎧の有無を確認するのが、加速研究会のメンバーというのはかなりやばいような。嘘つかれたらアウトになっちゃう。そして、サフランを強制蘇生させてた人は誰なんでしょう。加速研究会の中でも上位者っぽい雰囲気でしたが・・・2017/03/17
Yobata
42
「アーダーメイデン救出作戦」でハルユキは帝城の内部に侵入してしまう。そこでハルユキはとある夢を見る。それはクロム・ファルコンとサフラン・ブロッサムの災禍の物語の夢…。その夢に誘われて、帝城の最深部へ行くと、そこにはもう一人のトリリード・テトラオキサイドというアバターが…。一方、ISSキットを調べていたタクムはその闇の魅力にのまれてしまい再びハルユキと戦闘に。タクムが若干めんどくさい…wしかし黒雪姫も中学生なんだねw嫉妬が初々しかったwwけど研究会はそんな頃から暗躍してたのか…悪いやっちゃwそしてまだ続くw2012/07/27
オセロ
36
ちょっと待てーい! 災禍の鎧の詳細が明らかになったりと色々ありましたが、続きが気になりすぎる!続き読みます!!2024/08/25
ひめありす@灯れ松明の火
35
このシリーズは二十才越えてから読み始めたので、登場人物たちの心象風景に色々感じるものがあるけれど、もしこの物語と一緒に成長していたら、きっとある種の羨望で持って見ていただろう。一人ひとりの持つ心の深さや、誰かを頼って生きていく気持ち。ままならない現実に逃げ出す世界の広さ。懐の深さ。少しずつそういうものを得て、大人になっていく。同時に、同じように成長していく人にこの物語はどう見えるのだろう。楽園のように、見えたのだろうか。…‥それにしても黛少年。空気かと思ったらとんだ曲者であった。声変えるガスみたいだね。2011/07/22
KEI
34
購入。相変わらず面白い。この燃えと萌えのバランスは揺るがないな。導入部の災禍の鎧の誕生話が良かった。これがあると無いでは災禍に対しての感情の入り方が違う。そんでもって続きが気になる終わり方。リアルで待ってる時間が長い上に、1話1話が濃密だから、ヘルメス・コード縦走レースが1週間前だと思うと驚きを隠せない(笑) ちなみにハルユキハーレムにはフー子も完全に入ったと見ていいんですね。続きはコメ2011/02/15