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内容説明
謎の地球外有機生命体に寄生された少年・空木ミノルは、自身の能力“孤独”を武器に、人類の敵“ルビーアイ”にからくも勝利する。その日、ミノルは“加速者”ユミコから、“組織”へ誘われる。組織の役割とは、人間に危害を加える“ルビーアイ”能力者の撲滅。共闘を依頼されたミノルは、加入するかわりに、あることを要求する。それは、自分自身の“存在”消去。彼は、“誰も自分のことを知らない世界”を追い求めていた…。ミノルの次なる敵は、最も危険で狡猾な相手、“酸素”を操る“発火者”。絶対的な“孤独”を抱く少年の行方は―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
友和
48
「酸素」を操る「発火者」の能力の正体が意外なことで驚きました。前回と比べてとてもよかった。2015/02/16
異世界西郷さん
44
とても面白かったです。今回は、1巻ではあまり活躍しなかったユミコが本格的に物語に関わってきていたのが良かったですね。そして、相変わらず敵に対する心理描写に結構な量の文章が割かれており、話の続きが気になって仕方ありませんでした。今まで孤独をひたすらに追い求めていたミノルが、ユミコや他の特課のメンバーと関わっていくことで少しずつ変わっていく様は今後の展開を期待させるのに十分な内容だったのではないかと思います。異能の力や敵の組織など少しずつ伏線も張られてきており、次巻が待ち遠しいです。2015/02/21
Yobata
44
バイターと呼ばれるルビーアイを見事に撃退したミノルは《アイソレータ》として「特課」に迎え入れられる。その組織に入って最初に当たることになったルビーアイは《発火者イグナイター》でユミコとは因縁のある敵で…。今回の敵はファイヤーマン。特課に入った事で新キャラ登場に能力も分子を操る現象であることが判明。イグナイターは酸素を操る能力ってことだけど、ならなんで純酸素で一瞬で攻撃しないのかな…と思ってたけどそういうことねw特課で解説,ブレーン役で《思考》の小学四年生イサリリ教授が登場したけど、イグナイターの居場所に→2015/02/10
ツバサ
35
今回はユミコちゃんとイチャイチャしてて「グッ、ジョブ‼︎」ユミコちゃんの過去や大切なものが分かって満足。あとユミコちゃんと人口呼吸したりニータイツの下を見せて貰ったミノルが羨ましすぎる。2015/02/11
ダイ
34
今回は発火者との戦いが描かれてましたね。特課に加入した事で組織や特殊能力の事が少し明らかになったり、教授やオリヴィエといった新キャラが登場したりしました。また、辛い過去や発火者との因縁、現在背負っている事など、ユミコの事も掘り下げられてました。ミノルとの距離も少し縮まり良いコンビになってきましたね。あと、ミノルは精神面は若干変化してきましたが能力について謎が多いです。彼の今後の変化や成長、能力の解明などが楽しみです。でも、赤側にも組織が存在していたり、特課の顔出ししてないメンバーが居たりとまだ序章ですね。2019/07/09