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内容説明
“エンジェル・ウィスパー”という謎の言葉を残し、弟は失踪した―。残された兄・鷹次が調査を進めるうち、ある自殺サイトで噂される向精神薬との関連が浮かび上がる。そんな中、鷹次の携帯には『君ハ選バレタ』という謎のメールが届く。そのメールを手がかりに彼が辿り着いたのは、『エンジェル・ウィスパー』という劇が上演される地下劇場だった…。不可解な事件の中に、温かくも脆い家族の絆を描くファンタジーサスペンス、上巻。
著者等紹介
山科千晶[ヤマシナチアキ]
横浜生まれ横浜育ち。電撃文庫『埋葬惑星』で作家デビュー。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
散桜
48
再読。この話好きなので、たまに読みたくなります。何といってもこの表紙…。とても幻想的で、下巻と合わせると何とも言えず美しいです。これは表紙買いして正解だったやつです(♡˙︶˙♡)日菜と香夜が好きです…!私の好きな設定が盛り込まれていて、すごく私好みw巫女の日菜、そして怪しい美女の双子の姉の香夜。香夜に付き従う柾希が好きです。ある日「エンジェルウィスパー」という言葉とともに失踪した純也。追い求めた先にある黒姫とは?緩やかに進みつつも引き込まれます。続きも読まなきゃ(,,・ω・,,)2015/01/03
Yukari
28
初めて読んだ作家さん。 エンジェルウィスパーという謎の言葉を残して失踪した弟の行方を探す主人公。前半は複雑な家庭の事情だったり、色んな登場人物の視点で物語が進んで、謎が謎をよんだり、繋がりがあまり見えずで退屈やったけど、中盤からいろんな繋がりが見えて来て、面白くなった。下巻でどう言う風に展開していくのかが楽しみ2020/12/13
伊瀬有佐
10
兄を事故で亡くした次男坊が失踪した弟を探す物語。/楯石が良いヤツすぎて泣ける。郷土史研究会、面白そうだ。法子さんの講釈聴きたい。日菜ちゃん可愛い。しかし全員、磐座神社に関係のある家の者だとは。何の因果で彼らは出会ったのだろう。気になりつつ、下巻へ。/表紙が綺麗です。蝶の神秘的で妖艶な感じが好き。2011/01/10
igaiga
3
表紙の蝶々が意味合いを持つ~。幻想的な表紙。物語は進んでいきますが・・・ちょっとミステリアスな雰囲気になりながら下巻へ続く。2012/10/02
けろ吉。
2
装丁が好きです。 なんか読むのに時間がかかってしまいましたが、好きな感じの話です。下巻も楽しみだ〜。2011/01/04