内容説明
護良親王と一緒に生きる覚悟を決めた千鶴子。でも、帝の皇子として使命を果たすため、護良は千鶴子を残して戦に出立する。一方、復讐に燃える弟・大和が、護良に近づいていた…。iらんど大賞2009最優秀賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wildchild@月と猫
19
楠木正成が大活躍する、第2巻。手に汗握る戦の攻防が描かれる。そして幕間劇のように挿入される、男同士の友情や護良親王と雛鶴姫の愛。護良親王の側室でありながら、剣術と体術が仕え、数々の戦に同行して共に戦い、心優しくしっかり者の変わったお姫様に、皆が惹かれていく姿が微笑ましい。今後の展開が楽しみです。2015/04/03
ぺち
11
大塔宮さまと千鶴子が離れて生活するのが読んでいて寂しい気持ちが伝わりました。なににも負けず、生き抜いてもう一度2人で穏やかに生活してほしいです。2013/12/16
たいたく
5
図書館。歴史上の人物が次々登場人物。大和の葛藤の末の決断がどうなるのか気になる。歴史は変えることができるのか?面白い登場人物や大和の気持ちの変化とか面白いんだけど主人公の千鶴子だけは感情移入できない…。大和パートの時はサクサク読めるけど千鶴子パートになると苦痛…。何でだろ。いいこと言ってるのになんで上から目線のような感じがするのかな…。それにしても場面切り替えとか時間経過とか分かりにくすぎ…。人物の初回登場時に容姿とかの表記がなくて次に登場した時に言い分け程度に付け加えるのはやめてほしい…。2015/06/19
hogayan
3
再読。どんどん読めちゃう。いろいろな人の名前が出てきてそれを歴史上の人物と照らし合わせるのがおもしろい。2015/01/22
紅茶
3
2巻目を読了。話はまるで少女漫画のような展開になっており、この作品と波長の合う読者を、飽きさせないように良くできていると思った。惜しいのは、携帯小説ということで、読者がかなり限定されてしまう事が勿体無いのと、ライトノベルを出版している会社から、普通に刊行されていたら、きっともっと読者が増えただろうにと思った。2013/06/28