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内容説明
銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪したレノスの町で禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。どうやらその禁書には、ヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。テレオ村の少女エルサやレノスの酒場の娘など、懐かしい面々も登場するシリーズ第14弾。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
33
いかにも佳境に入った展開。ヨイツは目の前だけどもうひと波乱ふた波乱の前振りあり。付属の地図に話題に上がっているのに記載されていない地名が多いのがちょっと気になった。2015/04/16
オセロ
30
Kindle Unlimitedにて。作者さん14冊目。 港町ケルーべでフランの依頼を達成したことで地図の目処が立ったロレンスは完成するまでの時間を利用して再びレノスを訪れた一同。それまで様子がおかしかったコルが偶然再会したエルサに心を開いてホロが複雑な感情を覚える一方でロレンスに持ちかけられたとある選択を迫る商談。あくまで理性的な商人であろうとするロレンスへのエルサ言葉、更には為替の穴をつくロレンスの手腕はなかなか良かったです。2024/04/27
Yobata
30
フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。ついにヨイツへの旅路へと迫るべく補給の為再びレノスの町へ。フランに紹介された傭兵あがりのフィロンの店で書籍商のル・ロワとテレサ村のエルサに再び出会う。そこでル・ロワから禁書に纏わる商売を持ちかけられその禁書を手に入れなければヨイツが蹂躙されてしまうという内容だった。この商売に乗る事はホロとのヨイツへの旅を諦める事を,乗らない事はヨイツの蹂躙を意味していた。選択を迫られたホロはロレンスの旅をここで終わらせる事を選択しロレンスもそれを承諾するが…。今回は→2013/08/01
Comit
23
積読本〜ホロの故郷“ヨイツ“までの行き方がわかる北の地図を銀細工師フランに描いてもらえることになったロレンス。地図の受け取りのため、レノスの街を訪れた一行は意外な人物と再会し、新たな騒動に巻き込まれることに〜見えてきた旅の終着点に揺れるロレンスの心、店を構えるという自分の夢の隣に彼女はいるのか…聞けないよなぁ。でもお互いに本音吐露してた気がするけど💦恋は盲目、それがまさかの打開策になるとは😅2024/10/16
中性色
22
この作品に登場する女性キャラで一番かわいいと思うのはあの看板娘だと思うのは自分だけだろうか……。しかし、この作品は、ひどくバターを塗り込んだパンのような。満足感は高いけど、少しずつゆっくりと読み込んでいく感覚が、個人的には楽しめたともいえるし、長かったともいえるような……。次は、もうちょっと読みやすい。クロワッサンぐらいなものにするか……。2014/02/04