内容説明
ファインダーを通して1200余年の京都の歴史をこの一瞬にとどめる―紅葉と桜/社寺と庭園/夜景/四季といったテーマに応じて、ドラマチックな写真の撮り方をご案内します。第一線で活躍するプロの視点やテクニックの数々を美しい作例とともに多数掲載。写真家のための撮影エリアガイドも必読。
目次
1 紅葉と桜
2 古社と古刹
3 宵の京都
4 四季の京都
5 京の祭事
著者等紹介
水野秀比古[ミズノヒデヒコ]
1968年京都市生まれ。義父である写真家・水野克比古に師事。京都の美しい風景や、歴史・文化の奥深さに魅了され、神社・仏閣を中心とした作品を発表。京都が見せる凛とした表情や、幽玄の情景を撮り続けている。現在、カメラ専門誌への執筆をはじめ、北野天満宮専属写真家、池坊華道誌撮影など精力的な活動を展開中
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年京都市生まれ。1967年東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影に取り組み、現在に至る。生まれ育った京都の自然と文化を深く見つめる写真には、1200年という歴史の重みが感じられ、そこに四季という色が添えられている。2000年、西陣の地に江戸時代後期建築と伝わる町家を修復、水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして一般公開(要予約)している。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
greenish 🌿
57
記念写真から作品へ・・・。「京都写真家」水野秀比古と水野克比古が明かす古都・京都撮影の手引き ---紅葉と桜・古社と古刹・宵の京都・四季の京都・京の祭事の5つのチャプターで構成される。1200余年の歴史ある京都の風情を写し取る写真術を、余すところなく紹介してくれています。 撮影情報はもちろん、エリアごとの撮影地ガイドがあることも嬉しい。 「いちばん大事なのは、カメラを持ってそこにいること」と水野さんは言います。魅力的な被写体がたくさんの京都。こんなに風に情緒を表現できるようになりたいものです。2014/06/30
セディ
2
京都の美しさがすばらしい。何度も京都に行ったけれど、やっぱりこのような美しさを撮影できない。2013/06/12
とす
1
ところどころすごく気持ちいい写真があった。川の中まで入って渡月橋を撮るなんて考えて見たこともなかったので驚いた。自分ではやりたくないけれど。せっかく京都に住んでいるのだから毎日カメラを持ち歩いてシャッターチャンスを逃さないようにしたい。2017/04/29
チョビ
1
京都旅行に行ったときに参考にしようと思って借りたが、持って行くのを忘れる。次は気をつけますぞ!2012/09/13
チョビ
0
○2012/02/18