内容説明
精神科医キューブラー・ロスは、「死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない」と書く。そこでは何が起こっているのだろうか?家族・医師・看護師らの証言によって、さまざまな看取りの場面を再現し、その瞬間に至るまでのドラマを静謐に描いたルポルタージュ。大切な人をおくる覚悟が、あなたにはできていますか。
目次
序章 友人○さんの看取り
第1章 さまざまな看取り
第2章 看取りの難敵 痛みを乗り越えて
第3章 看護師は見た
第4章 家に帰ろう
第5章 家族が見たもの
第6章 耳を澄ませば
著者等紹介
高橋繁行[タカハシシゲユキ]
1954年京都府生まれ。ルポライター。高橋葬祭研究所主宰。死と弔いをテーマに、数多くのフィールドワークを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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