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内容説明
アンティークを憎み、世界から根絶させるため、アンティークの力を振るう駿と飛鳥。その力に振り回されることなく完全に使いこなす駿は、異質な存在でした。想いは同じでも、刻也はその考えに反発し抗います。アンティークの力を使いこなす者同士の戦いは熾烈を極め、それは触れてはいけない過去をも引きずり出すのでした。刻也と咲はいかにして出会ったのか?そこに隠されたアンティークの秘密とは―。
著者等紹介
御堂彰彦[オドウアキヒコ]
『王道楽土』で第7回電撃ゲーム小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
51
刻也と咲は、籠島真理亜というアイドルのコンサートに訪れるが、彼女は喉を潰してしまった姉の飛鳥に「アンティーク」によって声を奪われようとしていて…。前回の幸運のバングルを奪っていった二人組との戦いと、刻也と咲が出会った時の話。人を不幸にするアンティークのない世界を作るためにアンティークを使って所有者からアンティークを略奪していく駿と、アンティークのない世界を作るためにアンティークは決して使わない都和子さんの二人は、志は似ているが、相容れることはないのだろうと感じた。アンティークを使った戦闘と刻也の奮闘が凄い2016/11/23
しぇん
21
再読。終わりに向かってる為か今迄と構成が異なってますね。最初の話から前巻で出たアンティーク使い二人との戦いがメインになっていますし、ラブコメだった4話も二人の出逢いの話になっていて謎だった咲の過去も明かされる事に。物語もいよいよ終局なのだなと2023/11/28
END
15
遂に終幕へ向けて動き出した。やっぱりバトルは避けられないんだね。でも、過去のアンティークが登場したり、小細工で勝負が決まるのは好み。お約束のラブコメパートがない代わりに、やっと語られた刻也と咲の出会い。ラストの幕間もなんか不穏な感じだし、7巻への期待が募ります。2014/05/21
中性色
10
もとは対になるものだったのか。というわけで一気に話が進む第6巻。今回は短篇形式ではないので一回一回おかずに読めていける。相変わらず謎解きやバトルシーンでの叙述トリックのような構成は圧巻。ただ、相手側が前巻でいきなり存在を匂わせてはあっさりフェードアウトしたのはアレだったけど。次が最後だがここからどうやって締めていくのか2018/02/10
ソラ
8
内容(「BOOK」データベースより) アンティークを憎み、世界から根絶させるため、アンティークの力を振るう駿と飛鳥。その力に振り回されることなく完全に使いこなす駿は、異質な存在でした。想いは同じでも、刻也はその考えに反発し抗います。アンティークの力を使いこなす者同士の戦いは熾烈を極め、それは触れてはいけない過去をも引きずり出すのでした。刻也と咲はいかにして出会ったのか?そこに隠されたアンティークの秘密とは―。 2009/10/13