内容説明
ドワーフの幻の故郷ミスリル・ホールでの激闘の末、冷酷な暗殺者エントレリにさらわれたレギスを救うべく、ドリッズト(ダークエルフの剣士)とウルフガー(蛮人の戦士)は、南の大都市カリムシャンへ旅立つ。その道のりは長く遠く、冒険の舞台は海上や砂漠へと広がっていく。その彼らを待ち受けるのは、冥界への門を開ける強力な魔術師や、残忍なワーラット(ネズミ人間)団を擁する、盗賊ギルドの長パシャ・プークの陰謀だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
3
暗殺者エントレリとドリッズドとの対決は、この先も続くのか? 鏡のような二人の死闘はハラハラして熱くなります。 盗賊ギルドに捕らわれたレギスを巡る冒険も大団円。 クリスタルシャードの存在は消えちゃったけど。2016/03/08
はぎわら
1
冒頭から魔法のアイテムがこれでもかと出て、また海から砂漠、地下下水、異世界タルタロスと冒険の場はどこまでも広がり、宿敵アルテミス・エントレリとの死闘をはじめとする戦闘は、どれもこれもスリリングで、「これでもか!」とワクワクする展開が目白押し。時間を忘れて没頭してしまった。しかし、何より心に残ったのは、主人公ドリッズトがより前向きに成長し、以前より精神的に救われたこと。周りの目などどうでもよい、と自らを偽ったり隠したりするのを止めたドリッズトに、いつの日か幸せが舞い降りるのを祈りたい。2013/04/30
schazzie
1
久しぶりにダークエルフ、ドリッズトに会えて嬉しい。冒険を重ねるたびに仲間との絆が深まるのも嬉しいことだが、ドリッズトの内面が向上していくのを感じ、ますますファンになった。ドワーフのブルーノー、やっぱりそう簡単には死なない!それにしても、物語の伏線の張り方には感心させられた。2010/05/28
saori
0
やっぱり、ブルーノーは、しんでいなかった。タルタロス(ほかのせかい)から、ドリッズトたち4にんが、ぬけだせてよかった。ヒュドラ(ヤマタノオロチもどき)や、ワーラット(はんぶんにんげんはんぶんねずみ)、デモダンド(タルタロスのかいぶつ)などきもちわるいせいぶつが、いっぱいでてきた。2012/02/23