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内容説明
日村ななこ14歳。マンガ家の父と2人暮らし。愛猫のネーが亡くなった翌日、猫耳と尻尾が生えてきました…、わたしじゃなくて、お父さんに!?「ぎにゃあああああああっ!!!」父・賢一郎(38歳)の、そんなあり得ない悲鳴から始まった日村親子の受難の日々。2人は周囲の力を借り、父の猫耳を消すために奮闘することになる。そんな中、ななこが学校へ行ったきり行方不明になってしまう。果たして猫耳父さんはななこを見つけだし、耳と尻尾を消すことができるのか!?松原真琴&大岩賢次で贈る、猫耳生えちゃった父と娘の笑って泣けるハイテンションコメディ。
著者等紹介
松原真琴[マツバラマコト]
1980年7月19日・岐阜生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
10
ある日、起きたら猫耳と尻尾が生えてて……お父さん(38歳)に! 個人的には父娘と周りの人たちの笑って泣けるドタバタコメディみたいなのを期待してて、まあ実際そういう感じの話だったんですが、シリアスな要素を上手く使えてないかなぁという印象でした。 終盤、唐突に小物くさい悪者登場されてもなぁ……事件や展開の起伏を持たせたいなら、別に違う方向性でもよかったのではと。 キャラは良いしそれなりに楽しめるお話でしたが、ギャグコメディとしても家族ドラマとしても、良作とするには決定打に欠けるかなという感じでした。2013/12/11
もだんたいむす
3
ギャグかと思ったが中々シリアスな小説。でも、なんともいえない良さがある。2013/10/23
山田シロ
3
まとまっててさらっと読めましたが…最後あたりはちょっと急展開?短編の方が個人的には好きでした。2009/12/25
つばな
2
前半は猫耳ついちゃった! ていう以外は古きよきジュブナイルだったのに、後半なんかすんごい悲しい話に…。あ、あれ? 悪い話ではないと思うがちょっともやもやした2010/10/16
与太郎
2
父さんに猫耳が生えるの!? と、どんな話なのか非常に興味が湧いて購入。コメディあり、ハートフルありの温かい作品となっていた。ページ数の少なさという多少の不満は残るものの、序盤からラストまで一本の筋を通し、上手くまとめられている作品だと思う。美少女ではなくオヤジに猫耳が生えるという、今ままであったようで無かったアイディアがお話の魅力を引き出している。日常の中にちょっとした非日常が紛れ込んだ、家族とその周りの人々たちの絆を描いた感動の物語。とても面白い一冊でした。2010/04/29
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