アスキー新書
日本の歴代ノーベル賞

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784048677486
  • NDC分類 402.8
  • Cコード C1240

内容説明

1949年、湯川秀樹博士のノーベル物理学賞受賞の報は、敗戦で打ちひしがれた国民に、自信を取り戻させるきっかけとなった。いつの時代も日本人のノーベル賞受賞は、私たちに感動を与え、誇りを抱かせてくれる。2008年度の4人同時受賞まで、自然科学部門の歴代受賞者13人の業績と人物像を紹介するデータブック。

目次

1949年物理学賞“受賞理由:中間子の存在の予言”湯川秀樹―マクスウエルの悪魔に魅せられて
1965年物理学賞“受賞理由:量子電磁力学に関する研究”朝永振一郎―おや、笑ってますね、朝永先生
1973年物理学賞“受賞理由:トンネル効果の発見と「エサキダイオード」の発明”江崎玲於奈―江崎玲於奈博士の茶目っ気
1981年化学賞“受賞理由:「フロンティア軌道理論」を開拓”福井謙一―福井謙一、ラストサムライ
1987年生理学・医学賞“受賞理由:多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明”利根川進―独創的研究の、緻密で楽天的、ちょっと野暮
2000年化学賞“受賞理由:導電性高分子の発見と開発”白川英樹―ふしぎの国の白川博士
2001年化学賞“受賞理由:「不斉合成反応」技術の開拓”野依良治―左・右分子を自在に作り分ける
2002年物理学賞“受賞理由:宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献”小柴昌俊―ニュートリノ天文学の英雄譚
2002年化学賞“受賞理由:たんぱく質構造解析の質量分析法の開発”田中耕一―生体高分子の時代を告げる妖精
2008年物理学賞“受賞理由:自発的対称性の破れの発見”南部陽一郎―早すぎた素粒子の預言者
小林誠・益川敏英―異色素粒子コンビの相互作用とCP対称性の破れ
下村脩―オワンクラゲ八十五万匹採取の“副産物”

著者等紹介

高橋繁行[タカハシシゲユキ]
1954年京都府生まれ。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

3
2009年初版。受賞者に対するわかりやすい紹介と研究に対する解説がやや乖離しているような…。おそらくわかりやすく解説しているのでしょうが、理解できていないようです。2018/01/06

kaku-t

2
物理学賞などの話は非常に難しい。常識として日本人ノーベル賞受賞者を知っていることは良いことだと思う。2010/03/10

本まーちゃん

1
そうなんだワード:江崎玲於奈(頭脳流出のはしり。バナナ)。野依良治(BINAP触媒)。下村脩(オワンクラゲ、カルシウムイオン下で行くオリオンが発した青い光)。2020/12/30

ウッチー

1
湯川秀樹氏から始まる日本の歴代のノーベル物理学、科学賞の受賞者が羅列されている。イラストつきで研究内容が解説されているが、難解すぎて理解不能。ひとりひとりのエピソードが薄いので、この程度の情報量ならWikipediaで十分。2014/06/07

スプリント

1
受賞した功績は専門的すぎて理解できませんが受賞者の人柄がわかるエピソードが面白かったです。全体的に知的なユーモアセンスにあふれる人が多いようですね。2013/11/09

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