出版社内容情報
「そんで、結局あの人たちは?」
アニメDVD大好評発売中&テレビ新広島ほかにて放送中! ラブコメベタ甘ストーリーで全国を悶絶させた『別冊 図書館戦争』シリーズに第2弾登場。今巻では気になる”あの”ペアのその後が熱く甘く描かれる! ファン待望の結末も──? もちろん郁や堂上など、図書隊メンバーたちのエピソードも満載!
内容説明
大好評『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾!そんで、結局あの人たちは?これにて幕引き。
著者等紹介
有川浩[アリカワヒロ]
高知出身。関西在住。第10回電撃小説大賞「大賞」受賞作『塩の街』(電撃文庫刊)にて2004年作家デビュー。「小説屋sari‐sari」「小説新潮別冊Story Seller」などにも短編小説を寄稿するなど、多方面で活躍中のライトノベル作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
409
個人的にはI(ファースト)よりII(セカンド)の方が楽しめたかも。有川さんの旦那さま、グッドジョブ!です。ついでながら、IIIに続いても不自然さはないよ。2012/05/05
扉のこちら側
407
初読。作中では恋愛慣れしている設定でも、そうとは思えない言動が気になっていた彼女の話。読んでる最中のハラハラ感も、終わってみれば作者にはサスペンス書いてもらっても面白そうと思えてよかった。物語の着地点の付け方がとても上手い。2008/08/01
mikea
368
とうとう、読んでしまった~♪緒方の話が以外にも出てきて嬉しかったです、気になってました。柴崎と手塚の話では、手塚が柴崎に伝えた言葉で号泣・・・ふいうちだったので。嬉しくって♪もうそれだけ満足。水島は、最初から胡散臭く感じてたんで、柴崎~ってハラハラしながら読んでました。次の楽しみは文庫にある番外編です♪2011/07/17
くろり - しろくろりちよ
330
『図書館戦争』別冊シリーズ二作目。※ネタバレ注意※「背中合わせの二人」がとうとう…。信用して自分の背中を任せながら、人のことには何でも難なくこなすくせに、自分の特に恋愛沙汰となるとてんで不器用だった柴崎と手塚。お幸せに!ストーカー怖っ自分だけしか見えてない理論怖っ。結婚式のシーンはなくてもよかったかな、とも思いつつ、ここまで描かれたまとまった二人は初めてだったので、幸せおすそ分け気分になったのも確か。これで終わっちゃうのか…まだまだ続刊が読みたい。2011/08/05
れいぽ
330
素晴らしきストーリーテラー有川さん!「甘さ」の影に見え隠れする「苦味成分」を上手く按配しているこの別冊2。「タイムマシン」の切なさ(+ハッピーエンドの予感)、「昔の話」の熱血時代の堂上夫(+お約束のクマ殺しラブラブ夫婦の微笑ましいヒトコマ)そして「背中合わせの二人」!女の敵は女というか(汗 ストーカーの原動力「歪んだ独占欲(愛情というコトバは使いたくない)」の怖さを、怒りと共に痛感しました。柴崎!エライ!よくがんばった。うんうん(涙)。お幸せにっ(^◕ܫ◕^)o"2010/08/20