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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
青味泥シンカ
2
元々完結篇にする予定だったらしく、話の仕上がりも壮大さも素晴らしい作品でした。ただ、十年以上前に読んだ時に惹かれた部分は元ネタであろうディックの「パーマーエルドリッチの三つの聖痕」的な色が強く、それを知っている今では少しインパクトは薄れるのですが。ただし今では、歪曲王を必要とする人々の心の有り様、もっと言うとあとがきの方に刺さるものがある訳で、歳をとったものだとしみじみ思います。それもこれも、つまりはそれだけ普遍的な名作であるということになるのでしょうが。2023/10/22
藤珠こと
0
『カツサンド』が出てくる小説。シリーズ4作目。名称不明の合成人間が登場。時系列的にはパンドラより前。「今回、ブギーが『世界の敵』としているものはなんなのか?」というのは毎回気になる。この小説で言えばおそらくそれは「歪曲王ではない」、「ゾーラギ」なんじゃないかと思う。歪曲王の目的は飛鳥井仁と似ている。だからである。今回、統和機構の目的がはっきり明言される。印象的なのは道元咲子がカツサンドを食べるシーン。私はこのシーンをずっと覚えていた。現実にカツサンド食べててもこの小説でほど美味そうに思ったことがない。2026/05/31
こうり
0
歪曲王とブギーポップの対比が印象的だった。歪曲王は人の内面の歪みを暴き、本質を突きつけて可能性を精錬し“黄金”へと変える存在であり、救済ではなく変質そのものを目的としている。一方ブギーポップは、世界の可能性を閉ざす脅威に対処し、“死”によって均衡を守る防衛装置として働く。個人の内面に踏み込む歪曲王と、世界規模で動くブギーポップは対照的だが、どちらも条件が揃うと自動的に発動する“世界の法則”のような存在であり、異なるスケールで可能性を扱う点が興味深い。2026/05/10
めーてる
0
再読。相変わらず内容はちっとも覚えていなかったので、逆に楽しんで読めた。終盤で明かされる事実にビックリ。今回はブギーポップ出番多めだったのは、霧間凪がほぼ出ないからかなー。2025/01/15
yokoze_asahi
0
小道具としてツェッペリンの曲がいっぱい出てきて面白かったです。2024/10/05




