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内容説明
かつての湯ヶ崎での生活を取り戻すため、舞はレレナを手に入れようと学校生活に入り込んできた。そして、レレナが自分のもとに来なければ、日常を壊すと宣言する。大切な人を失いたくないレレナだが、舞の言葉に従うこともまたできないのだった。そんな時、ツキシマがレレナと朧にあるゲームを持ちかけてくる。それは、戦いの決着を朧とツキシマの『命』によって付けようというものだった。哀しき過去に立ち向かうレレナが下す決断とは!?『吸血鬼のおしごと』続編、激動のクライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
一方の道を選べば、他方の道は選べない。どちらも失いたくない、大切な物だったとしても両方は選べない以上は一方を切り捨てなければいけない。切り捨てる方も喜んでそちらを選ぶというわけではないし、切り捨てられる方も走破されないように最大限努力するというのは非常に自然な動きではある。2015/12/31
藍
1
朧が魅力的なキャラクターだなと。レレナと朧が神の存在について話すシーンが好きです。過去よりも今を選んだレレナの決断が尊い。2014/03/09
縁栞
0
★4 ≪ 哀しき過去に立ち向かうレレナが、最後に下す決断とは──!? ≫ 怒涛の展開を見せた前作ラストに近いクオリティの結末で、言うことなしな大満足の閉幕に。 今を生きることを選んだ姿が印象的であり、クライマックスの文章は何度も読み返しました。 密かなお気に入りキャラである食いしん坊少女がどうなるかとハラハラでしたが、ちゃんと納得できる良い別れ方でホッとしたよ…。 この物語を描いてくれて本当にありがとうございました…!(しみじみ
しゅう
0
読了。レレナ・朧 対 舞・ツキシマの戦いと言うよりも、今を大切にしたい側と、過去に想いを囚われた側の戦いだったように思う。それにしても、千霧には、もう少しいい目をみてもらいたかった。2012/08/08
OWBA
0
良い終わりでした。今の日常というものがだいぶ変わってしまった気もしますが2011/10/18