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内容説明
ロレンスたちがローム川で耳にした、『狼の足の骨』の噂。教会勢力は、どうやらその骨を自らの権威誇示のために利用しようとしているらしい。自分と同じ類の狼のものかも知れないその骨を、ホロが放っておけるはずもなかった。詳しい情報を得るために、ロレンスたちは港町ケルーベで女商人エーブを待ち伏せることにする。だがケルーベは、貿易の中心である三角洲を挟んで、北と南が対立している訳有りの町で―!?放浪少年コルが旅の供に加わり、ますます盛り上がるホロとロレンスの旅路。絶好調の新感覚ファンタジー第8弾。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
37
前回読んだ時には、番外編を挟んだため本編の前作からの時間が長く開いたためか話の流れについていけず、投げ出したけれど今回は一気読みだから無事読了。閑話休題。ホロとロレンスのバカップルぶりは健在ながらも、ホロの活躍は控えめ、陰謀渦巻く流れに巻き込まれる展開と複雑に入り組み頭を使わせるのは相変わらずで、ここまでの何冊かからの流れをまとめ上げ、下巻に続く。この危機をどう乗り越えて自分の利益につなげるのか、見ものである2015/03/22
オセロ
36
Kindle Unlimitedにて。作者さん8冊目。 教会勢力が権力を示す為に利用している噂を耳にしたロレンス達。ホロの為にも阻止したいロレンスは女商人のエーブに出し抜いた対価として情報を聞き出したところ、港町ケルーべの町の複雑な状況や伝説の生き物を巡る情報が明らかになった一方で、思わぬ形の板挟みになったロレンスがどうするのか、下巻が楽しみです。2024/04/17
いおむ
35
いつもの二人の会話の中に、コルがまじりより楽しくなった(*^^*)言葉と言葉の間に流れる感情や思惑の描写に相変わらず感心させられたり。ここしばらく出続けているエーブも作品にピリリとまさに香辛料のように刺激と旨味を与えていますネ(≧∇≦)b2015/11/22
(*'ω' *)@k_s
33
積読本~旅は商人ロレンスと賢狼ホロ、放浪少年コルの3人に。時の噂で聞いた『狼の足の骨』はホロにとっては聞き捨てならない噂であり、彼らはこの情報の真偽を確かめるために港町ケルーべを訪れることになる。意外な人物との再会、南北の町の確執、『狼の足の骨』は、その中心にあり、ロレンスはその渦中に飛び込んだ羽虫状態🐝~🌀💦頑張れ~ロレンス🤭上巻はやられっぱなし、下巻での活躍に期待✨2023/02/25
朝夜
33
読了。人間って怖いですね… エーブにようやく追い付いたけどそこでも損得勘定で話を進める商人の感覚は凄いですね。話が大きくなり翻弄されるロレンス、エーブと組合の板挟みに苦悩しこれからどうなるか楽しみです。 それにしてもコル君大人気だなw2013/10/18