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内容説明
宝石箱の奥にそっとしまいこまれたような美しい想い。衣麻お嬢様のかの少年への思い出は、その心を永遠に縛り付けるものでした。そして今、信じられぬことが起こります。突如現れた思い出の君との再会。それによりお嬢様の心は乱れます。待ちに待った運命の相手なのに、と。その傍らには、手の焼ける見習い執事がいました。運命を信じるのか、今ある現実に一歩を踏み出すのか。どうやら、執事とお嬢様の恋の狂想曲にも終止符が打たれる時がきたようです。
著者等紹介
範乃秋晴[ハンノシュウセイ]
福井県出身。第16回電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカ
8
シリーズ第4弾。これで完結だと思わなかった。えっ、だから?って感じ。物足りないというか中途半端というか・・・これまでのことは衣麻と拳正のための壮大な前振りだったような気がする(‐∀‐;)しかも特に思い入れもなかった2人だから、今まで一体なんだったんだろう・・・と。このシリーズはタイトルに期待しすぎた。2015/04/28
ゆきみみ
8
実際にこんなことがあればなぁ・・・2014/12/11
よっしー
8
無事に完結~!! ところで…この主人公は誰だったんだろうか。衣麻お嬢様と真坂の二人だと思ってたのに、朱雀院さん活躍しすぎでしょ(笑 朱雀院家の問題も解決し、大切な人に巡り会え、娘も出来て。今は幸せとは言い切れないけど、幸せになりますように~。 けれど、朱雀院さんがアップされすぎてて、衣麻も含め残りの執事とお嬢様の影が薄くなっている気がして…そこが残念でした。スピンオフとか出ないかな。2014/09/29
かや
6
まず、巻頭のイラストの拳正(だよね?)めっちゃかっこいいじゃあないですか!いや、それなりに整った顔っていう表現があったけど、彼の言動からアニメ化もされ今度実写映画も上映される某少女漫画の主人公○男風な姿で想像してたから、もうびっくり。今回で完結ってことで、結構いい話だったなぁ。瑪瑙の過去や執事になった理由とか衝撃だったけど、最後の彼の決意かっこよかった。衣麻と拳正の方もなんとなくそうじゃないのかなと思ってたけど、2人お似合いだと思う。これで日本の未来がどうなるのかも気になるけど。2015/09/04
伶夜
5
運命的な勘違い(本文より)2017/06/12