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内容説明
勤務中に血を吐いて倒れるまでブラック企業で働いていた青年・南は、退職後、「楽をして生きる」をモットーにして、裏社会の団体から小金をせびって暮らしていた。ある日、霊感商法の団体から金をせしめてホクホクしていたところを怒り狂った暴力団に囲まれてしまい、命の危険を感じて絶望するのだった。だが、その窮地を一人の男に救われる。冴えない風貌の彼は、南を勧誘する―。「兄ちゃん、掃除って興味ある?にこにゃんハウスクリーニングで働く気はないか?」
著者等紹介
秋目人[アキメジン]
1982年生まれ。福島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
IRIE
31
死体処理屋のにこにゃんハウスクリーニング。 会社名とやってる事のギャップがまず面白い!(笑) 主人公の南はそこに就職したばっかりに面倒に巻き込まれてしまう。 後半もう誰を信じていいのか解らなくなりました(笑) 面白かったー! 2019/08/05
すみの
25
にこにゃんハウスクリーニングはその辺の清掃業者かと 思ったら、そっちのヤバイ掃除屋だった。そんな所へ就職することになった南の経緯と、彼の弟を巻き込んでの事件。一件落着のように思えたのは、実は彼を正式採用するかどうかのテストだったとは。遺体回収、清掃のプロの お話…これって、続巻もありそうな展開。2014/10/19
宇宙猫
21
★★★★ お仕事エンタメ。作者は別なんだけど、極悪専用のお掃除屋さんの話みたいな感じがした。軽いしグロい描写もなくてサクサク読めて面白かった。2016/06/21
瀧ながれ
16
「殺し」があった部屋の、後始末を請け負う会社に勤めることになった主人公。危険が多い厄介な仕事だが、彼にはそれを続けなくてはいけない理由があった。特殊な職業を舞台にしているので、もうちょっと描写が踏み込んでたらおもしろかったな〜。主人公が蚊帳の外におかれている感じもあって物足りない、設定や構成はいいのに。2014/06/10
ao
13
面白かった。こんな仕事があったら、絶対嫌なんだけど本当にありそうなリアリティを感じてしまう。ちょっとラストの方、解りにくかったかな?シリーズ化するのでしょうか。是非して欲しいような・・・気もする。3人が荷物になってないという確認をする為に。(笑)2014/11/11
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