メディアワークス文庫<br> 青と無色のサクリファイス

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メディアワークス文庫
青と無色のサクリファイス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048663779
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で発生した連続放火事件は、やがて一人の男の命を奪う。唯一の家族を殺され、誰にも別れを告げずにノアが島を去って十年。事件を清算するため、二十五歳になった真翔と織姫の前に、不意に彼が現れる。あの日、あの時、あの場所で、誰が親友の父親を殺したのか。三人の再会は、やがて凄惨な真実を暴いていく…。贖罪の青い薔薇が捧げる、新時代の恋愛ミステリー。『サクリファイス』シリーズ解決編、登場

著者等紹介

綾崎隼[アヤサキシュン]
1981年生まれ。新潟市出身。『蒼空時雨』で第16回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しずく

55
目が点。内容を理解するのに時間を要しました笑 さすが、綾崎さん。綾崎さんですから何かあるとは思っていたけれど、ね。「愛する人に告白しようと思うんです」切り取れば素敵なセリフですけど、こんな絡まる告白があるものか笑 バッドエンドともハッピーエンドとも言い難い気がしたのは私だけかな。それでも、やっぱり、面白かったです。2014/03/25

るい

52
今回は事前に「犯人は誰?」という企画が用意されていたため(結局その企画には応募しなかったのですが)、いつもより疑りかかって読んでしまうという、隼様曰く「ロックじゃない」読み方をしてしまいました…。なので途中で「これはもしや…」と気付いてしまう部分が多くて自分自身に失望しています(笑)『追想』に続き、最近の隼様の作品は「赦す」ということがテーマになっているような気がします。またよく聖書の言葉やエピソードを用いていることもあり、隼様はクリスチャンなのかなあと思うこともしばしば。(続く)2014/04/10

紅葉

48
面白かったです♪犯人は当たってたんだけど理由や細かい部分はハズレてたので半分正解・半分不正解って感じかなあ… 年代が前後したりでえっ?と読み返したり、登場人物紹介を確認したりと忙しかったです。特に放火犯が分かったところではえぇ!?と叫び何回も前後を読み返しちゃいました。主人公の真翔くんが幸せになれますように…と祈らずにはいられません。赦すとは手放すと言う意味もある。心に響きました。巻末の作品の人物相関図を見ると綾崎さん作品の制覇を目指さずにはいられないですね!頑張ろっと♪2014/04/13

ゆう

43
綾崎さん作品、十二冊目。発売と同時に購入。読んで、なるほどなとかやられたなと思う部分は多々あるけど、どこかで分かっていた気がするところが若干悔しい(笑)やり方は違っても、みんなが他者のことを想って行動してて、それが罪になることもあるけど、ちゃんと赦しもあって…。すらすら読める物語なのに、綾崎さんにはいつも多くのことを考えさせられる。次回作にも期待です!2014/03/28

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

40
【★★★★★】出題編である赤と灰色のサクリファイスの、こちらは回答編。キーとなる人物たちそれぞれの罪が暴かれ浮かび上がる哀しい真実と、巧妙な伏線のはりかたやミスリードの仕掛けが素晴らしかったです。 これぞ綾崎隼の真骨頂!ともいうべき恋愛群像ミステリとしての完成度の高さに加え、上下巻構成による物語の魅せかたも上手く、いつものごとく著者の手のひらで踊らされちゃってましたw 今回も完敗、お見事でした……(感服)2014/05/25

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