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内容説明
囚われのニコを必ず救い出すと約束したハルユキは、大天使メタトロンの加護を受け、タクム、チユリ、そしてブラッド・レパードとともに加速研究会の本拠地に突入、幾多の障害を乗り越えて、バイス、アルゴンと対峙した。ついに激突する両陣営…と思われた瞬間、突如空から降り注いだ謎の赤い光によって、“災禍の鎧”マーク2が誕生する。最凶最悪の力を持つ“鎧”によって、絶対絶命の際へと追い詰められるハルユキたち。しかしその時、メタトロンと完全にシンクロしたハルユキは、時間の静止した世界へと導かれる。全てを知覚することが可能なその世界において、メタトロンは語りはじめる。ブレイン・バーストが作られた理由。そしてバーストリンカーが存在する意味を―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
71
ニコの救出,ISSキット本体の打倒に成功するも、ISSキットの悪意,サーベラスⅢ,そしてニコから奪った強化外装を依代に災禍の鎧マークⅡが動き出してしまう。強化外装を取り戻し、鎧を止めるため、ハルユキは四神レベルほど強くなった鎧マークⅡに立ち向かい、その加速の先でこの世界の真実を知る…。アクアカレント救出ミッションからのISSキット本体破壊,さらに赤の王打倒に災禍の鎧マークⅡ破壊ミッションがようやく終わったねw巻数で言えば5巻,BB内では12時間半,しかし実際では50秒と超長い話だったがようやく一段楽。→2014/02/08
謡遥
70
メタトロンさん完全にヒロインじゃないですかやだー(笑)、な16巻読了。ただ叱咤しているだけなのにデレてると思うのは僕の頭に変なフィルターがかかってるからですねいいぞもっとやれ。最後のシーンはSAOの初めて《シンイ》って言葉が出てきたあのシーンに似てると思います。作者は基本ハッピーエンドが好きなのかなやっぱり。あとやっぱり時間たつの遅い(笑)。SAOの方は二年とか平気で経つのにね。2014/02/11
まりも
57
ようやくISSキット編終了。BB世界の謎が明かされ始めると同時に今まで謎の存在だった白の王も登場。白の王はまぁ予想してた通りのポジションだったか。相変わらずの遅さだけど今回はメタトロンがすごくヒロインしてたのえ良かった。ニコや綸の存在が霞む程のメイン感ってなんなの… とりあえず今後更に激しいバトルが起きそうで楽しみなんだけど新シリーズ始まるって事は更に物語の展開遅くなるって事やんね。2014/02/09
shin
56
奪われたニコの強化外装を利用し現れた災禍の鎧マークⅡと戦うハルユキ達、ISSキット本体と戦う黒雪姫達の戦いに一区切りの16巻。「無礼者」からラストも含めメインヒロインでもおかしくないと思わせてくれるメタトロンの存在感が印象的。ここぞの場面でハルユキを助け単なるゲーム内の存在としてでなく心を感じられる辺りSAOも思い出され、ハルユキの嘆きからは色々考えさせられた。白の王、加速世界、加速研究会の背景も見えてくる中、手段を選ばない研究会に対し心と向き合いながらハルユキ達は確実に進んでいると感じられたお話でした。2014/10/23
アウル
44
ISSキット編終了。いろんな謎が続々と明かされたのは良かったがISSキット編全体の話が長かったので途中からぐだってた感があったのが残念。ハルとタクが写真のデータを復元するやり取りに笑った、お互い好きな人の写真やからって必死すぎる。他の方の感想をちらほら見てるとメタトロン推しが多いんだけども個人的にはあまり好きになれなかったな。2014/02/14