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内容説明
麒麟と名乗る謎の侍から、この世の悪を懲らしめる『四神』の役割を与えられた若者四人。順調に江戸の町に潜む悪を倒していく一方で、その四神が一人、玄武こと亀は悩んでいた。自身を蝕む『悪人を生かしてはおけない』という観念―。彼の心は暴走し、ついには一度懲らしめた者を殺すまでに至ってしまっていた。己のその性を嫌悪し、苦しむ亀は、ある日“梅屋のご隠居”を名乗る老人に出会う。彼と釣り友達となる亀だが、それは亀自身を―そして四神の仲間全員を巻き込む重大な事件の発端となり…?
著者等紹介
安彦薫[アビコカオル]
埼玉県出身。2008年に電撃文庫『機械じかけの竜と偽りの王子』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
2
今回は亀がメインで…というか、亀にしか焦点が当たっていないように感じました。四神それぞれ個性豊かなのに、勿体ないなぁ。 御爺さんがまさかの大物だったり、隠密が出てきたりと江戸らしい感じも出てたけどね。けど、未だに麒麟さんの正体はわからず。続編とか出るのだろうか…2014/02/26
tacco
1
亀が一体何者なのか…?所々に含みのある感じだけど。 四神の繋がりが深くなっていき、登場人物も増え(黄門様御一行だし)、今後の展開期待。2014/05/13
でっていぅ
0
亀さん男前やな前みたいなかわいそうすぎる展開がなくて良かった~亀さんってお偉いさんの子供なのかな?普通、刀とかって持ってないんだよね?
オオノ
0
待望の続刊。まさかの大物登場だけど個人的には出てほしくなかったな~話は相変わらずの王道で好みでした2013/12/12