電撃文庫<br> Fランクの暴君〈2〉天才の華麗なる暴虐

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電撃文庫
Fランクの暴君〈2〉天才の華麗なる暴虐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048660068
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

弱肉強食の学園に君臨する“七君主”。藤白カンナは、学園の最底Fランクでありながら、そのうち2つの称号を手中に収めた。彼の次なる標的は、反派閥“アンチリヴァイアサン”のカリスマ、“虚構”のエフ。自身をエフと偽り、組織乗っ取りを企てるカンナと、それを阻止せんとする本物のエフ・茅ヶ崎ユキトだったが、しかしカンナは、その更に上をいった。“七君主”のひとつ、“憤怒”の称号をも手中に収めんと、彼は行動を開始する。『空ろの箱と零のマリア』の御影瑛路が描く、知能と知能がぶつかり合う裏切り下克上ストーリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

37
シリーズ第二弾は「憤怒」の称号を手に入れる為に、カンナが容赦の無い行動を見せる話。ヤバい。主人公の外道さもさることながら、カンナが暴君そのものへと近づいていく過程は読んでいて鳥肌が立つレベルでした。自分でも気づかないうちに傷つき、摩耗していっているカンナの姿は痛々しさを感じさせますね。だから外道なのに嫌いになれないのかもしれません。芽衣のヤンデレ覚醒と言い、誰も幸せになれなさそうなこの感じが堪らなく好きだな。続刊はまだの様ですが、次巻発売されることを期待して待ってます。2015/09/22

リプトン

20
素直に面白かったです。主人公の突き抜けた外道さがいいですね。登場人物たちがそれぞれぶれないで揺るぎない芯があり魅力的です。カンナに対してユキトとの対比もよく、今回の敵は雑魚で圧倒しますが読んでるこちらも圧倒されましたね。それぞれの思惑、交差する人間関係、次にどう出るかとワクワクしながら読んでいけました。七海もなんだかんだでカンナにとっては他とは違う存在になってそうで、壊れた芽衣が今後どう脅威となっていくのか楽しみですし、次巻も期待したいです。2013/10/31

晦夢

18
主人公が主人公に見えないぞ(笑)頭脳戦の第二弾。この作品のいい所は何と言っても主人公だよね。こんなに残酷無慈悲でそれこそ強欲な主人公はラノベではかなり珍しい。最近のラノベでかなり気に入ってる作品。カンナが相手を出し抜いていくのは読んでいて気持ちがいいな、素晴らしい。今回はエフとの戦いだと思ったのに、あっさり出し抜くとは。今回は勝負より人間関係が重視されてたみたいな感じだな。カンナを取り巻く環境も変わったな。2013/10/11

ころん

15
自らがエフだと名乗るカンナは本物のエフが立ち上げた【アンチリヴァイアサン】に狙いをさだめる。しかし元フレンズ7だったユリアと桃がエフはカンナだと宣言したことで、カンナは二人の策略に巻き込まれる。心理戦、そして読み合いの連続で読んでて楽しい。どのキャラも一筋縄ではいかないキャラばかりで、でも実はこうでしたって明かされても納得できる人間味もあって。そんな中で七海の存在は癒されるなぁ。カンナは確実に暴君への道を歩んでいるけど、他のキャラがそれをやすやすと見過ごすことはなさそうだし続きが楽しみ。2013/11/17

サキイカスルメ

15
カンナがヒロインなら、ヒーローはユキトくんですね、わかります。ラスボスと勇者って感じもするけれど……。ランク・ステータス絶対主義の中で、頂点を目指すお話2巻。今回は敵が弱かっただけにカンナの狡猾で残忍な面が光っていましたね。あとは他の人の視点(特にユキト)が多めでした。ユキトくんは、もう一人の主人公なのかなぁ。カンナはラスボスかっこよかった。ただ、カンナから人間らしさが消えた訳ではなく、七海に心動かされたり芽依ちゃんの元へ行きたい衝動に駆られたりしているところがあったのにはホッとしました。続きが楽しみ2013/11/04

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