- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
ユーリとフレンの出会いの物語が待望の文庫化!!
『TOV』のユーリとフレンが少年時代にいかにして出会ったか? 小説サイトで配信されたファン必読の物語がついに文庫化!! 著者・奥田孝明による加筆修正はもちろん、書き下ろしも収録した完全版です!!
内容説明
帝都ザーフィアスの下町に暮らす少年・ユーリは、“壁向こう”から母親とともにやってきた少年・フレンと出会う。かつて“壁向こう”に住んでいたフレンは、それだけで下町の子どもたちから反感を買っていた。ある日、下町の少年たちがフレンと喧嘩になり、仲裁に入ったユーリが成り行きでフレンと戦うことになってしまうのだが―。電子小説アプリで配信していた『テイルズオブヴェスペリア断罪者の系譜』が待望の文庫化!ゲーム本編では語られることのなかったユーリとフレンの運命の出会いに刮目せよ―!
著者等紹介
奥田孝明[オクダタカアキ]
バンダイナムコスタジオ。家庭用ゲームソフト『テイルズオブヴェスペリア(以下TOV)』のシナリオ監修および執筆(一部)、ディレクターを担当。同作の外伝小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノイス
6
やはり奥田さんのかなり丁寧な描写により、月並みなラノベよりも上質な仕上がりになっている。前二作より以上にゲームでは不明な情報が多く書かねばならぬことが多かったはずだが、それを感じさせぬ安定さは素晴らしい。竜使いの沈黙を読んでいない人用なのか巻末には始祖の隷長に関するまとめ書きもあり、今作用のキャラデザインの画集もありと、値段にしてはかなり詰まっている。下巻も期待。2016/03/20
紅羽
5
平成が終わる前に読了したかった積読本(笑)ユーリとフレンの出会いのお話。二人は最初から意気投合していたわけではなく、様々な楽しい事や辛い事を共有していく中で認め合うようになったんですね。そしてゲームでは描かれていなかった下町の事情やフレンの母親、そして漆黒の翼の事等色々な事が分かって、より作品が好きになりました。2019/03/31
はつかねずみ
4
ユーリとフレンの少年時代、出会い~フレンの母の死までを描いた話と、始祖の隷長とはどういう存在なのか、人間とどのように関わってきたかを描いた番外編。 描写が丁寧でそれぞれのキャラが何を思っていたかとかがわかりやすく、とても面白かった。 ところで、当代(ゲーム時点だと先代以前?)漆黒の翼も登場したけど、ゲーム中だと漆黒の翼って全然印象にない感じ。 やり直すかな……。2016/04/06
しお
2
これもまた良い出来の外伝だと思います。フレンの料理のムラが危険でまともなご飯を食べるためにユーリの料理の腕が上がったエピソードは下巻の時期になるんでしょうか。2016/07/04
柳
1
読了2017/04/22