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出版社内容情報
長井龍雪、新房昭之、川原礫、ほか業界のクリエイター多数が推薦!
面白ければなんでもあり――電撃文庫の大ヒット作品、その創作術や秘密に迫ります。「面白いとは?」「なぜ作品はヒットする?」「多忙な仕事をどうこなす?」。業界注目の編集者が、その全てを初めて明かします。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
134
よかった。「シャナ」「とある~」「魔法科高校の劣等生」など、超絶売れるライトノベルを連発している敏腕編集者による仕事術の本。これほどまでの結果を出すのに然るべき圧倒的な仕事量と努力の量だけれど、そこまで求めようと思わなくても、本書で書かれているストーリーの組み立て方、タイトルの付け方、キャラクターのつくり方などは、編集者のみならず、小説家やマンガ家志望の人にもかなり役に立つのでは。また、自分の作品をベースにかなり具体的な話も豊富なので、読んでいて楽しい。#ニコカド20202021/01/07
よっち
39
とある魔術の禁書目録、ソードアート・オンライン、灼眼のシャナ、魔法科高校の劣等生など、電撃文庫の大ヒットタイトルを生み出してきた編集者・三木一馬さんの考え方が綴られたお仕事本。これまで担当した作品・作家さんのエピソードを交えつつ、著者さんの面白い本を作るための考え方や姿勢を語った内容で、いいものを作るためにできることはないか、突き詰めていく情熱が感じられた一冊でした。何事も突き抜けるにはこれくらいやらないといけないんでしょうね。中でも鎌池伝説はほんとかよと思うくらいで、ちょっとおかしいと思いました(苦笑)2015/12/21
トラシショウ。
31
積読消化。累計6500万部の電撃文庫タイトルを売り上げた編集者による、物語創作のいろは、ライトノベル製作のメソッド、これまでの来歴をふりかえる苦労や裏話に加え、「明るく楽しく生きる」と言う自身のライフスタイルにまで言及する、まぁ一般的なカテゴライズをするなら新書によく在りそうな仕事論についての書籍。「面白くない作品は存在しない」「人生と作品は加点法で判断した方が良い」「ネットでのエゴサーチは創作者の為にならない」等、編集叩き上げの独自の理論、思想が色濃く、合わない人もいるだろう(以下コメ欄に余談)。2016/03/26
giant★killing
30
内容は『禁書』『AW』『SAO』『俺妹』等、数々のヒット作品の担当編集を務めた電撃文庫編集部編集長三木一馬の働き方、考え方が綴られた一冊。とりあえず、鎌池和馬伝説がヤバすぎて吹いたw ただ、日々の通常業務ですら激務なのに、『AW』の『ニューロリンカー』の設定をより深く知るために、当時まだウェブ小説だった『SAO』(電撃文庫約十六巻分)を一週間で読み切ってしまう三木さんも十分頭オカシイw(褒め言葉)。流石に、三木さんや紹介されている個性的な作家の先生方のような情熱や執念を自分は真似できないでしょうね…。→2016/02/26
わたー
28
★★★★★面白かった。電撃文庫の名物編集長、三木一馬氏の処女作。氏は元々、メディアへの露出が多い人物ではあったが、まさか本までだすとは…内容としては、自身が担当した大人気電撃文庫シリーズの、製作秘話的な裏話を交えた、彼の仕事に対するメソッドが書かれていた。ラノベ読者はもとより、作家志望、編集志望の人が読んでも面白い内容だったと思う。取り上げられる作品は既読のものばかりだったので興味深かった。特に印象的だったのは、鎌池和馬伝説と三木botのくだり。鎌池和馬伝説の方は、もっと紹介してくれてもいいんですよ。2015/12/18
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