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出版社内容情報
池袋に再び、キレた奴らが帰ってくる――。
池袋に再び、キレた奴らが帰ってくる――。
ダラーズ終焉から一年半。池袋の片隅に佇む古物商『園原堂』では、店主となった杏里の元に新しい来良学園三人組がたむろしていた。そんな彼女に「『罪歌』を売って欲しい」と接触してきたとある人物。その直後、園原堂に不審人物が押し入り、店内が荒らされた。
一方、妙な仕事を依頼され、運び屋を再開したセルティの元にも杏里の情報が入る。心配し、園原堂を訪れたセルティの前に現れたのは、赤林をはじめとした罪歌に絡む面々で……。果たして罪歌を巡る騒動の裏に潜む謎とは――!?
内容説明
「あんたが園原杏里か?『罪歌』を売ってほしい。なんなら、俺を斬って『子』にするだけでも構わない」ダラーズ終焉から一年半。池袋の片隅に佇む古物商『園原堂』では、店主となった杏里の元に新しい来良学園三人組がたむろしていた。そんな所へ『罪歌』を求めて接触してきたとある人物。その直後、園原堂に不審人物が押し入り、店内が荒らされた。一方、妙な仕事を依頼され、運び屋を再開したセルティの元にも杏里の情報が入る。心配し、園原堂を訪れたセルティの前に現れたのは、赤林をはじめとした罪歌に絡む面々で…。果たして罪歌を巡る騒動の裏に潜む謎とは―!?さあ、みんな一緒に、デュラララ!!SH。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
43
SHシリーズ第4弾。来良学園卒業生の園原杏里が店主をつとめる『園原堂』が荒らされる事件が発生し・・・。セルティが資産家であり実業家である人物から息子の捜索を依頼された一件も絡んできて、なかなか面白かったです。次巻にも期待します。2017/07/09
まりも
39
池袋を舞台にしたドタバタ騒ぎ劇の4冊目。園原堂が不審人物による窃盗の被害に遭う話。おー、何か懐かしい感じがして良かったですね。一人の人物が動き出した事件が、ハチャメチャお祭り騒ぎ劇にまで発展していく姿は、この作品らしい賑やかさとおバカ加減があって読んでて楽しかったです。旧シリーズの人物たちが大活躍するのも嬉しいサービスでした。葛原さんに追いかけられて震えるセルティ可愛いかったし、マジ切れして暴走する渡草もらしくて良かったです。この無法地帯感最高だな。そろそろ臨也にも戻ってきて欲しい。次巻も期待してます。2016/02/11
ソラ
27
今回は元のデュラララのメンバーが中心で面白かった。懐古厨かと言われるかもしれないけれどやっぱ新メンバーよりも元のメンバーのが良いんだよなぁ2016/03/13
わたー
24
★★★★★無印では物語の中心にいながらも、核の部分には触れられなかった四十万さんがメインのSH4巻。四十万さんが引っ掻き回し役をしているところに、彼の成長を感じてよかった。また、無印キャラも多く登場していたのも印象的。特に自ら立てたフラグを回収していく渡草と、いよいよ化物よりも化物じみたドラテクをかましている葛原が大活躍していてよかった。ただ、あとがきで体調不良だったことを告白していたことだけが心配である。2016/03/05
END
24
前巻のあとがきを読んで「園原堂」の話が読みたいと思ったのが実現!でも、どっちかっていうと、運び屋の話でしたな。このノリ!色んな偶然が重なり合って物語が進行していくのは、この作者の得意とするところ。最初から最後まで笑わせてもらいました。渡草覚醒!葛原神化!白夜丸の微妙な黒幕っぷりと、普段は目立たない様なヤツらが活躍してたけど、今回は四十万!名前は覚えてるけど、どんなヤツだったか全く記憶にございません。でも、一本筋の通った捻れたクズッぽさが妙にツボにハマりました。↓2016/02/18