電撃文庫<br> なれる!SE〈14〉世にも奇妙な?ビジネスアライアンス

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電撃文庫
なれる!SE〈14〉世にも奇妙な?ビジネスアライアンス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784048656627
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

次郎丸とJT&W梅林が手を組んだ!? 萌えるSE残酷物語、第14弾!

工兵のライバル達がまさかの共同戦線!?
アルマダ次郎丸とJT&W梅林が、ビジネスチャンスを掘り起こす!

大型案件から外され、まるで雑用のような他社会議の議事録取りを任されたJT&Wの梅林。こんな仕事さっさと片付けて、と思っていたところ、遅れて会議に現れたのは、かつて競合案件で苦杯を嘗めさせられた、新興ベンチャー・アルマダの新卒社員、次郎丸縁だった。
「ビジネスの匂いがするんです」
つまらない仕事だと決めつけていた梅林に次郎丸は共闘を持ちかける。
会議に漂う些細な違和感からビジネスチャンスをうかがう次郎丸の言葉に、梅林の眠っていた反骨精神が燃え上がる!
そのほか、ガテン系女子の薬院加奈子、初めての合コンに向けて女子力を磨くの巻、最近お太り気味の工兵に立華がダイエット指南の巻、強引な営業力は抜群だが、普段現場を顧みない社長・六本松が現場で大暴れの巻とバリエーション豊かな全4編を収録!
萌えるSE残酷物語第14弾、3度目の短編集でお贈りします!

内容説明

大型案件から外され、雑用のような他社会議の議事録取りを任されたJT&Wの梅林。こんな仕事さっさと片付けて、と思っていたところ、遅れて会議に現れたのはかつて苦渋を嘗めさせられた、新興ベンチャー・アルマダの次郎丸縁だった。「ビジネスの匂いがするんです」つまらない仕事だと決めつけていた梅林に次郎丸は共闘を持ちかけ、その言葉に梅林の反骨精神が燃え上がる!そのほか、ガテン系女子の薬院加奈子、初めての合コンの巻、最近お太り気味の工兵に立華がダイエット指南の巻、社長・六本松が現場で大暴れの巻とバリエーション豊かな全4編を収録!

著者等紹介

夏海公司[ナツミコウジ]
兵庫県出身。『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
次郎丸と梅林がビジネスチャンスを掘り起こす! ガテン系女子の薬院加奈子初めての合コン、営業力は抜群だが現場を顧みない六本松が大暴れほか短編集第三弾。取引先で再会した梅林と次郎丸が手を組んで状況をひっくり返す展開は面白かったですが、オチはさすがの次郎丸というか(苦笑)社長はいかにもそういうことやりそうだなあという感じでしたけど、工兵もまああれくらいやりそうだよねとか、梢さんはやっぱり梢さんですねとか、スタイルを維持している立華にダイエット方法を請う工兵とか、なかなか楽しく読めた短編でした。次巻も楽しみです。2016/01/09

Yobata

38
なれるSE短編集その3。アルマダ次郎丸縁とJT&W梅林のビジネスチャンス,薬院加奈子の合コン戦争,六本松社長の事務能力,工兵のダイエットの4話。一話目は工兵と縁に負けた梅林が再登場。案件受注の連続失敗であそこまで雑に扱われるとは社畜の世界は恐ろしいね…。そんな梅林に当てられるのはやる気のない会議ばかりの案件で、なんとそこに宿敵次郎丸縁が登場しビジネスチャンスを発見。底力を見せるような最後の詰めはなかなか熱かったけど、オチはさすが縁だなwガテン系女子の薬院さんの合コン話は…バリバリ男性脳の薬院が→2016/01/09

さばかん

36
私も室見さんみたいな体形になりたかっただけの人生だった…………。           ちなみに次郎丸縁さんはナンバーツーです、ナンバーツー!       やってみようかな、ツナ缶ダイエット……。2019/03/14

みくきのこ™

27
ダイエットの話、ツナ缶すごいと思いながら読んでいたらまさかの… AT&W側からの梅林さんの話はよかった。プロのSIerと自称プロのシステム部の葛藤はどこにでもありそうです。なんだか挿絵が柔らかくなったような気がします2016/02/13

わたー

23
★★★★★面白かった。前回からの流れで総務の話…かと思いきや、様々な媒体で発表されてきた短編と書き下ろしを詰め合わせた内容になっていた。読んだことがある短編もあったが、文庫未収録となってる短編が多いシリーズなので、今回の短編集は素直に嬉しい。本編では出番が少なくなってきている室見さんの活躍の機会もあり、やはり彼女がバリバリ働いてこその本シリーズだなと思った。また、一番紙面を多く割かれている梅林と次郎丸の短編が秀逸。新卒の桜坂にはだせない、仕事の中核を担う世代の哀愁がよく描かれていたと思う。2016/01/10

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