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出版社内容情報
大人気! “鉄”の竜を駆る英雄たちの物語、待望の新章突入!
領主にまで上り詰めたカイに新たな敵が!
歴史に名を刻む大会戦へ!!
ヴェーチェル領を掌握し、カイは領主にまで上り詰める。郡主の子が領主になった例は皆無。王国始まって以来の快挙である。
だが、安息の時はない。東部一の勢力を誇る領督スコット・クロンダイクが、カイたちヴェーチェル同盟に宣戦布告をするのだった。王国に鳴り響く猛将バネッサ率いる精鋭クロンダイク軍と同盟は激突する。竜に乗る騎士たちが戦場を疾駆し、矛を交える。華々しい英雄譚が幕を開ける! 百戦錬磨のバネッサはやはり只者ではなかった。硬軟を使い分ける戦略に、同盟軍は劣勢を強いられるが!?
内容説明
ヴェーチェル領を掌握し、カイはついに領主にまで上り詰める。郡主の子が領主になった例は皆無。この快挙は王国が大きく変わりつつあることを世に知らしめるのだった。だが、安息の時はない。東部一の勢力を誇る領督スコット・クロンダイクが、カイたちヴェーチェル同盟に宣戦布告をするのだった。王国に鳴り響く猛将バネッサ率いる精鋭クロンダイク軍と同盟は激突する。竜に乗る騎士たちが戦場を疾駆し、矛を交える。華々しい英雄譚が幕を開ける!百戦錬磨のバネッサはやはり只者ではなかった。硬軟を使い分ける戦略に、同盟軍は劣勢を強いられるが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
領主に成り上がったのもつかの間、百戦錬磨の女傑と戦う今巻。・・・どうしてこの作品の敵は一本通った敵ばっかりなのだろうか。それが気持ちいい訳であるが。今回の敵は様々な策を繰り出す女傑であるが、武人としても一本通った人物でありカイを見込んでその成長へつながる、個人を認める言葉をかける部分も好ましいと思う。戦闘の方も様々な策が交わされ追い込まれるも反撃をかけ逆転するという展開が王道まっしぐらであり心が燃える。・・・完全な決着はいつかつけられるのだろうか。 新たなる戦乱の予兆も発生し、次巻も楽しみである。2015/11/10
ブー
5
今巻、面白かった!この物語で一番かも!今まで若者が中心で、時代を進めてきた感があった。が、若さゆえ過ちも!そこは、大人の出番ってことで、中年・壮年層が、大活躍でした。また、南部の鋼鉄王の平行で進んでおり、次巻あたり、主人公との出会いが・・・また、小さな所では、アーロン氏とメリダ嬢にフラグの雰囲気が・・・次巻も楽しみです。・・・個人的には、ラキア夫人とセルジュ氏のその後が、ちょっと気になります・・・2015/11/17
HANA
4
今回はカイに色々あったので大人たちの活躍が目立った巻。前巻で領主となったので次は領主同士の戦いになっていくわけで。領主になった途端に攻められるのはゲームでもよくある展開だと思うので一般的なんだろうなぁと思いつつ。そんな中、助けてくれる大人はやっぱりカッコイイ。個人的にそろそろ登場人物と地図などの資料が巻頭にあると助かる的な展開にまで進んできているのでどこまで把握出来ているか不安ではあるんだけれど。2015/12/28
八岐
3
面白い! 戦争の規模が大きくなるにつれて物語の密度がどうなるかと危惧していたのだけれど、むしろ水を得た魚のようにイキイキと作品自体が弾けだした感すらある。増えてくるキャラクターもそれぞれが魅力的であり、元から居るキャラたちにはさらなる魅力の上積みが重ねられ、とこれは歯応えのある大作になりますよ。2016/01/17
へ~ジック
3
ヴェーチェル領を制して遂に領主となったカイ。戦いの規模も一領地内から領同士へとステップアップ。魅力的なドラマは魅力的な敵によって作られると言わんばかりに、今度の敵、クロンダイク家は凄かった。作戦の積極性、人柄の気持ち良さ。味方につけられればどれ程心強いだろう。次巻がどう進むのか待ち遠しいなぁ。2015/11/11
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