出版社内容情報
芝村裕吏が、いま一番描きたかった物語人のいいフツーの男子高校生が、日本中を巻き込んでまで大好きな女の子にゲームの楽しさを伝えたいと願う……。草食系男子はネット巫女の夢を見るか？ そして巨大VRゲーム「エレメンタルローズ」の決着は!?
芝村 裕吏［シバムラ ユウリ］
ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。 小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズがあり、同作は『月刊アフタヌーン』でコミカライズが連載中。他書に『遙か凍土のカナン』シリーズ、『富士学校まめたん研究分室』『宇宙人相場』など。
もりのほん［モリノホン］
内容説明
稀代のゲームデザイナー、芝村裕吏が仕掛けるＡＲ（拡張現実）バトルゲームファンタジー！アイドル巫女からツンデレハーフ、仮面の美少年にオタク眼鏡までみんなまとめて、史上最強の青春国盗りラブバトル、開戦！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
15
マジオペやカナンあたりとはかなり違うが、構図はやはり芝村スタイル。単純に楽しい♪2016/12/28
ぺぱごじら
10
TVゲームは１人静かに(？)やるものだと思って育ってきた世代には、ネットゲームは不可解で、ポケモンGOは価値が解らんものだと感じてはいますが(笑)、何かツールが無いと繋がれない人の性の本質は余り昔から変化していないんだなぁと感じます。そんな世代の恋物語や成長物語は、便利なツールを介しているだけ余計に複雑で、目の前にいるのに伝わらないもどかしさをより面白く見せてくれています。2016-1562016/11/20
しぇん
6
ポケGOが進化して戦争出来るようになったゲームでの話。大勢がやってる感じですが、何か肝心のゲームが余り面白そうに感じられませんでした。戦略練ったりしてる上層部は楽しそうですが、兵隊の一般人はすぐ飽きてしまいそうな気が‥‥。敵味方別れてしまったりと人間関係は面白かったです。2016/11/03
めいけふ
3
脚本、プロットを読んでる感じでうーんとなった。ネタとしてはまぁおもしろいんだけど。2016/11/08
でーたべーす
2
どうやら俺は芝村裕吏の文章にすっかりまいってしまっているようだ。読んでるだけでめちゃ楽しかった。ちなみにそんなに悪くない結末だと思う。われは剣王やら式神の城やら地味に自作の宣伝をしてるのに笑う2017/03/09
