- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
進学か就職か、将来に悩みつつも苅羽たちは修学旅行へ出発。微妙な三角関係に戸惑う苅羽・来栖・和佐に迫る異世界の脅威とは!? 来栖にシリーズ最大の危機が迫る! 残念美少女たちの物語、クライマックスへ!
内容説明
進学か就職か、いつまでも異世界の話なんてしていられない高校二年の秋。進路に悩みながらも、来栖たちは修学旅行の日を迎えた。旅先では苅羽と来栖が新幹線に乗り遅れて二人っきりになったり、苅羽と和佐がはぐれて別行動したりと、微妙な三角関係に発展。苅羽への募る想いを伝えようとする二人はやがて大激突!しかもその影響で再び異世界の脅威が迫り!?理想か現実か、選択を迫られた来栖が選んだのは…。来栖にシリーズ最大の危機が迫る!残念美少女たちの物語、クライマックスへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
25
修学旅行を前に進路を考える時期となった苅羽。残念な来栖は案の定、理想に走り現実を見ようとしない。そんな来栖や和佐に対し態度を決めかねてる苅羽に、ナナは修学旅行でちょっかいをかけ始め…。完結。自分のやりたいことは何か…進路を前に一気に保守的になった苅羽に対し、ツンデレ和佐の登場によって自分だけの理解者だと思っていた来栖が嫉妬を見せると急にラブコメ度が高くなったな。そんな2人の変化に鈍感であり続ける今回の苅羽はトラウマだとしても恋に臆病すぎるし、情けなかったな…。和佐がいつも来栖のことを考えてる事に対し→2016/05/03
あなほりふくろう
20
完結巻。和佐派としてこの顛末は不満だが、来栖のふわふわぽわぽわ肉感に持って行かれるのはオトコとして仕方ない気も(おい) クズも聖剣もどっか行っちゃったし、これまで楽しかった、ちょっとクズくて軽妙でテンポ良いギャグコメ会話劇が少なめで、終わらせるだけのために急いた1冊になってしまってるのが残念なところ。青春恋愛モノとしてこの1冊を書き上げたのは好感で、これが作者の良い経験になってくれればと願うばかり。トータルでは面白かったので、次回作も期待して待ちたいと思います、完走お疲れ様でした。2015/09/19
中性色
19
もう言うタイミングないからここで言うけど、女性の名前で毒島ってひどくないか。いや、昔からある苗字だけどさ。というよりも、ぶっちゃけ3巻の壁越さすならストーリーとして納得いく形で書かせるべきじゃないのかと。この話としては満足できるけど、前巻までのつながりがあまりないというか、これ単巻でもわりかし通じてしまうからなぁ。個人的に、ギャグセンスは近年の作家のなかでは抜けてると思うので、次のにも期待したい。個人的には和佐さんが好み。2015/09/17
ツバサ
12
打ち切りか… 結構気に入ってたからショックです。何より打ち切りのせいか3巻までと違い恋愛メインに切り替わってファンタジーていうか異世界要素が大幅に減ってて残念。それと無理にキャラをくっつけなくても良いじゃないかと思った。3巻までは良いバランスだと思ってたんだけどなぁ…… 最終巻は微妙だったけど次回作が出れば読みます。2015/09/15
ジャックン
10
……あーあ。ついに終わってしまった。いつ終わってもおかしくなかったけど、もっと続いて欲しかったな。それにしても、最終巻は正直に言って少々不満だった。いや、この作品が恋愛小説であれば心の機微が巧く表現されていて本当に素晴らしいのだが、違うだろ。これ聖剣がメインでしょ?なんかこの作品らしくなかった。でもまぁ、所々でクスクスニヤニヤさせてもらったし、締め方も十分に納得できたので、一応満足です。次回作もきっと読みます(多分)2015/10/30