内容説明
著者は、従来の芭蕉連句研究が七部集に集中していることにあきたらず、ここに初めて最晩年の歌仙七巻を選び、作品を鑑賞しつつ詩情豊かな文学性を論じる。碩学の実証的直観と想像力とによって、客死直前の“軽み”の至境を鮮やかに再現した注目の書。巻末に「無常鳥―俳諧師西鶴」を付す。
目次
「柳小折」の巻
「鶯に」の巻
「葉がくれを」の巻
「牛流す」の巻
「夕顔や」の巻
「あれあれて」の巻
「龝もはや」の巻
無常鳥―俳諧師西鶴
著者は、従来の芭蕉連句研究が七部集に集中していることにあきたらず、ここに初めて最晩年の歌仙七巻を選び、作品を鑑賞しつつ詩情豊かな文学性を論じる。碩学の実証的直観と想像力とによって、客死直前の“軽み”の至境を鮮やかに再現した注目の書。巻末に「無常鳥―俳諧師西鶴」を付す。
「柳小折」の巻
「鶯に」の巻
「葉がくれを」の巻
「牛流す」の巻
「夕顔や」の巻
「あれあれて」の巻
「龝もはや」の巻
無常鳥―俳諧師西鶴