内容説明
本のプラネタリウムで、星空の物語を。月と星、夜空の天体歳時記図鑑。
目次
1 月の章
2 夜の章
3 天の章
4 春の星の章
5 夏の星の章
6 秋の星の章
7 冬の星の章
著者等紹介
林完次[ハヤシカンジ]
1945年、東京都生まれ。明治大学法学部卒。天体写真家、および天文作家。日本天文学会、日本自然科学写真協会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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❁かな❁
133
以前から天体写真家の林完次さんの写真集読みたいと思っていました!人気でロングセラーの作品がデジタル化されて更に綺麗になったとの事で、こちらの新訂版を図書館で借りてみました!月の章、夜の章などいろんな章に分かれて林さんの説明もあります。お月様の種類もたくさんあり、名称が日本らしく綺麗なものばかりで素敵です☆美しい写真がたくさんでしたが私はピンク系の空が大好きで秋月と早春の宵の写真が特にお気に入り♪とっても綺麗でロマンチック♡肌寒い季節の方が空気が澄んでて夜空も綺麗ですよね!夜空を見上げたくなる作品でした★2014/10/18
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
89
天の星々も日本語も美しい【本のプラネタリウム】。『月の章』『夜の章』『天の章』と春夏秋冬の『星の章』で構成されています。88の星座は神話のエピソードに彩られた外国の名前がロマンティックだと思ったけど、月を冠した日本語は実に美しい。月の明かりを月光、月華、月影、月色……とさまざまに呼び、色と形を変えながら空に浮かぶ姿にもそれぞれの名前が付いています。昔の人は月を枕詞に歌を詠み、想いを残したのでしょうか。この『新訂版』は2010年にデジタル化され新たに出版されたもの。2015/09/05
Natsuki
74
「月・夜・天・星」にまつわる言葉たちに、美しい写真が添えられた、著者曰く「歳時記風天体図鑑」☆彡なかでも「月の章」と「夜の章」がお気に入り。季節や時間によって様々な色のグラデーションが美しい写真♪それを表現する言葉もまた風情があり、日本語って素敵だなぁと改めて感じました(*´ω`*)2015/12/02
まきこ.M
43
月に夜、天の星々達が輝く宙を見上げるのが好きな人へ。月に祈りを、星に願いを太古の昔から人々は変わらないのだと思うと、どんなに文明は発達しても、日本人の心には変わらない通ずるものがあるんだなあ。同じ月を見上げて何を想うのか。それこそ気持ちがふんわりと、銀河の欠片のようにキラキラ光って、大きな夜空の大海原を、ゆらゆら月の船に載せて連れていってもらえるのかもしれない。静かに流れる至福のひと時を、大切にしたいと思えるそんな一冊。2015/09/28
はるき
40
夜空を夢見るように見上げるの人は、きっとロマンチストだ。繊細で美しいフレーズと美しい2017/02/06