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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
1
マンガ編、アニメ編までは面白く読んだが、中盤の戦争編からは辛いなぁ、と思ったり。安彦の団塊の世代的老害感が全面に出てしまったのがその原因だが、ラストの対談相手の大塚英志が大爆発させてくれたのが堪らなく面白かった。団塊的ペシミズムという狸穴に逃げ隠れする安彦を容赦なく陽の下に引き摺り出そうとする大塚が実に素晴らしい。繰り返し「負けた時はどう総括するか?」とダルい撤退戦を仕掛ける安彦が一切揺らがない大塚に段々と機嫌が悪くなるのが醜くて良い。「富野の暴言と安彦のペシミズムはサボタージュ」の切れ味の凄みよ。2025/05/23
ポルポ・ウィズ・バナナ
1
全体的に面白いが、問題作は対大塚英志。安彦氏の悪しき団塊節とでもいうべきものが炸裂。「あなた方が敗北したからといって、その敗北をぼくたちに押しつけないでください。安彦さんがさっきからいっているのは俺たちは負けたから、おまえは何をやっても無駄だ、ということでしょう。はっきり申し上げるけど、安彦さんたちが負けたのは安彦さんたちの年代の問題、思想的な行き詰まりの問題です。だったらいっさいの政治的な発言はやめて『ガンダム』だけ書いていればいい」911後での発言だがこれは今にも通じるし(状況はより悪化している)2014/04/02
いおり
0
★★★☆☆2008/02/01
みずたま
0
熱いおじさん達がいっぱい。戦争の話になっちゃうとちょっとつらい。責任を押しつけるつもりはないけれど、男の本能のせいで戦争が起こるんだと思っている。2010/10/27
出口求
0
対談陣だけ見てもかなり素晴しい並びなので、いわゆる「オタク」の人は読んでいて楽しめると思う。安彦氏はガンダムだけじゃない!ということがよくわかる。