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内容説明
トンちゃんはネコ。シマシマのネコ。ゲンキなネコ。だけどトンちゃんは足がひとつない。こどももおとなも女の子も男の子もおじいさんもおばあさんもおじさんもおばさんも。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
57
シマシマで、目はみどりで鼻はピンク。うんちが大きくて、真っ暗なところに潜んだり、風の匂いをかいだり、時にはオンナノコをとられちゃったりもする。トンちゃんっていうネコ、オトコノコ。黒と白で描かれたドドーンと大胆な絵、簡潔な言葉。けれど、それ以上の色彩や空間が広がり、言葉が迫ってくる。どうしてかな?たぶん私にも決定的に欠落してるところがあって、でも生きていて、トンちゃんにシンパシーを感じたからかもしれない。受け入れる、物事の見方を変える、ほら私はこんなに沢山の幸せを持っているよ。トンちゃんが気づかせてくれた。2016/03/20
こふみ
24
ありのままの自分を受け入れて(?)、自分らしく生きるトンちゃんの姿に、肩の力を抜いて生きることを教えてもらいました。2022/09/02
mntmt
24
絵が好き。トンちゃんが雨粒や風を感じているシーンが好き。2016/10/04
る*る*る
24
1-1.1-2読み聞かせ。表紙からトンちゃんの顔アップ。絵のタッチも大胆なので、楽しい雰囲気での反応。トンちゃんのこと、どんどん分かってくると、、、どのクラスでも静かに聞き入る★子ども達は可哀相〜と。でも、トンちゃんはそんな同情を望んでいない。足が不自由だって、元気、元気〜トンちゃんってそういうネコ!2015/02/20
anne@灯れ松明の火
22
展覧会予習。書庫から。色数を抑えてシンプルな印象だが、大判なので迫力がある。トンちゃんは、ちょっと特別なネコなのだが、そういうことを感じさせない明るさがある。できないこともあるけれど、できることを楽しんでいるトンちゃん。見習いたくなった。2019/08/26