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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっとる◎
12
原作の大塚英志さんが「妖怪大談義」で京極さんと対談しており興味をそそられました。絵は「貴族探偵」「ジョーカー・ゲーム」の表紙も手掛けた森美夏さん(どちらも未読だけど表紙は知ってる(^^;)柳田國男が出てきます(笑)主人公は山人の血を引いてるが故に柳田に破門された兵藤北神。甘糟やら竹久夢二やら江戸川乱歩やら、昭和初期に生きた人たちがフィクション満載で登場! 面白かったです(^-^)柳田ダーティーで良い(笑)柳田さんの作品読まないとなあ…2014/11/12
取り柄無し
4
『木島日記』『八雲百怪』へと続く三部作の一作目。作品を通して本筋にあるのは日本の先住民たる“山人”についてで、彼らを根絶やしにしたい軍部とそれに手を貸す柳田、そこに甘粕正彦や出口王仁三郎、二・二六事件の北一輝など、昭和初頭を共に生きた面々を交えて物語が展開される。そして、ここで何より楽しめるのが珠玉のオカルト的トピックで、ジェームズ・チャーチワードの『失われたムー大陸』や怪人赤マント、ラストには津山三十人殺しの真相などなど、“山人”を軸に民俗学的に説明してくれる。偽史として、妄想として最高に楽しめた。2025/08/08
akiu
1
実在した人物を出しつつ偽史を描く。特に下巻の面白さは抜群だった。2022/09/24
pochi
0
2000年 7月26日
吐露@桜花
0
連載誌の影響でここで小休止とのこと、続きは何処かで書いてたりするんだろうか…後編は小休止として置くには綺麗に風呂敷たたんだなぁ…と、言った気分。勢いもあってとっても読みやすかった。あと、回を増すごとに滝子が可愛い(笑)2014/08/15