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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つたもみじ
11
再読。サイカが龍姫に弟子入りし、陰陽師として活動を始める。サイカと龍姫の関係が明らかになる最終巻。基本的には古代中国神話がベースで、蚩尤との戦いがメイン。寂しくても我慢しているだけだったサイカが、甘える事を覚え、少しずつ成長し、振り回されっぱなしだけど賑やかな大団円で良かった…のかな?最後まで不憫な体質は変わらないようだけれどw 国箕の兄・北條瑞樹が、なかなか…怖いというかイイ性格というか。綺麗に纏まって読了感も良し。関係ないけど作者さんはメガテニストだろうか。描かれる世界観的に好きでもおかしくないけど。2015/04/25
ホレイシア
3
やられました、完璧に著者の本領発揮。好きだなー、この世界観。そういえば1巻に出てきた「残月」も好みのキャラ。番外編なんかあると嬉しいのだが。2010/01/13
IENEKO
2
華不魅ワールドでは感情のベクトルが一方通行なことが多くいつもどこかしら寂しさが漂う。そして、いかに「今」を未練なく生きていくかがポイントになっている気がする。2010/09/28
陸
2
再読。基本は中華神話系。でも主役は西洋吸血鬼。淋しい子供だったサイカが、愛情とか正の感情だけでなく、怒りや嫉妬の負の感情も得て成長していったのがうれしい。不憫なところも含めて、ほんとカワイイ。2009/09/23
とちこ
1
何だかんだ私はセオリーが好きだし両想いハッピーエンドが好きなんだ。だから途中から何で小猫出てきてるのさ、しかも龍姫も「今はサイカ」じゃないし…そんな切なハッピーエンドなんて…と20年前も今も思いました。人の思いなんて変わらないもんだ…あれ?そうなると龍姫小猫を肯定することになるのか?まぁサイカも、子供の魂も混ざってたようだし母性を慕う部分もあったのかもだけど。この作品は鉄錆やGGほど親切に裏を描いてないからなかなか分かりにくい。人形酔っ払いとか、本筋とは関係ないところも相変わらず良い。2019/01/21