ざんどぅまの影

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048116800
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

1981年、神奈川県Q区。沖縄からの移住者が暮らす街で新生活を始めた篤は、ある夜、「びしゃっ」という水の音と共に、全身ずぶ濡れの人影を目撃する。その日を境に、Q区の住民が次々と“自宅で海水に溺れ死ぬ”という異様な死を遂げていく。街が疑心暗鬼に包まれ、自警団が結成される中、篤は“おばぁ”と呼ばれる比嘉勝子のもとを訪ねる――。


【目次】

内容説明

1981年、神奈川県P市Q区。沖縄からの移住者が暮らす街で新生活を始めた篤は、ある夜、「びしゃっ」という水の音と共に、全身ずぶ濡れの人影を目撃する。その日を境に、Q区の住民が次々と”陸地で海水に溺れ死ぬ”という異様な死を遂げていく。街が疑心暗鬼に包まれ、自警団が結成される中、篤は”おばぁ”と呼ばれる比嘉勝子のもとを訪れる―。

著者等紹介

澤村伊智[サワムライチ]
1979年、大阪府生まれ。幼少期より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂作品を敬愛する。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時タイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞。同作は『来る』のタイトルで映画化もされる。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞。20年、『ファミリーランド』で第19回Sense of Gender賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

184
澤村 伊智は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者10周年記念作品にて比嘉姉妹シリーズ最新作前日譚です。 大体いつものパターン、ざんどぅまは、それ程怖くありません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000250/2026/05/30

さっちゃん

56
1981年、神奈川県Q区。ある夜、佐久間篤は「びしゃっ」という水の音と共に全身ずぶ濡れの人影を目撃。その後、住民が次々と自宅で海水に溺れ死ぬ。篤は“おばぁ”と呼ばれる比嘉勝子のもとを訪ねるが…。/比嘉姉妹シリーズ・エピソードゼロ。琴子が口寄せした篤の話を野崎が聞き取って書いたという設定で、琴子の祖母・勝子が登場。怪異はもちろん怖いが、今より苛烈だったであろう差別や偏見によるスケープゴーティングや排外主義の恐ろしさといったら。昔も今も変わらぬ重いテーマで、突きつけられる問いは読み手の心を見透かし抉ってくる。2026/06/05

アーちゃん

52
初出「怪と幽」vol.021(2025年12月)第一章、他書下ろし。2020年1月~2021年11月にかけ比嘉琴子に「口寄せ」を通して佐久間篤が語る神奈川県P市Q区の1981年。沖縄からの移住者が多い街に流れ着き、仕事と居場所を得た篤に近づく全身ずぶぬれの人影。水のない場所で磯の臭いを放ちながら街の住民が次々に溺死する事件がおきる。「ざんどぅま」の仕業だと自警団を作る篤たちと、”おばぁ”と呼ばれるユタの比嘉勝子。シリーズビギニングの今回、集団心理による”差別”が化け物より恐ろしかった。2026/05/27

猫ぴょん

36
ホラーとしてのバケモノの怖さより人間が怖いんだよねー💦後から実は〜の部分もいつもの澤村伊智パターン。 ただ今回は分かる人は分かってしまうので、ちと物足りないかな。 比嘉姉妹のビギニングとしては良き。 来週発売の短編集も過去作なんだよねー。 楽しみ✨✨ でもやっぱり今を闘っている琴子たちの続きが読みたいんだよー💦2026/05/21

さこぽん

34
比嘉姉妹はじまりの物語というけれど、二人が生まれる前の話で祖母・勝子が登場する。びしょびしょのお化けも怖いけど人間の所業に震え上がる。びしょびしょのお化けの退治方法やお化けの殺しの動機に「えええ?そんなことで?!」肩透かしだったのが残念。次、比嘉7人きょうだい「ととはり」行くぞぉ~。2026/06/01

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