内容説明
血の海で生き残った者だけが、シャンパンにありつける。戦場で死の一瞬を切り取りつづけた伝説の戦争写真家、ロバート・キャパ。絶望ゆえに陽気な酒飲みを装い、友を愛し、酒を愛し、なにより女を愛し、人生の歓びを徹底的に追求した、野蛮で豊潤な40年の生涯。
目次
オマハから五千キロ離れて
ブダペストでの会話
ナチの脅威
自分自身を創りあげた男
情熱的な戦争
倒れる兵士
小さな赤狐
四億の民
最後の負け戦
贅沢な孤立〔ほか〕
著者等紹介
カーショウ,アレックス[カーショウ,アレックス][Kershaw,Alex]
ジャーナリスト、脚本家。“ガーディアン”誌、“サンデー・タイムズ・マガジン”誌、“オブザーバー”誌などに多く寄稿している。高名なフォトジャーナリストと組んだ仕事も多い。著書に、小説家ジャック・ロンドンの伝記“Jack London:A Life”がある
野中邦子[ノナカクニコ]
翻訳家。東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒。出版社勤務の後フリーの編集者をへて翻訳家に。ノンフィクション、伝記を多く手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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