内容説明
中つ国―。そこに息づくゴンドール、ローハン、そしてハラドやオークにさえ、長い長い時間に培われた文化がある。J・R・R・トールキンが想いをこめたその物語に、生命を吹き込み、血肉を与えた驚異の舞台裏をすべて明かす。風にはためく幟や、盾に輝く紋章。武具のほんの小さな意匠にさえ、その歴史を感じさせるまでにつくりこんだ人間の情熱。もはや、つけくわえるものは、何もない。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の芸術を語り尽くす、最終章の名に恥じぬ、渾身の一冊。
目次
イシリアン
ミナス・ティリス
馬鍬砦と死者の道
ミナス・モルグル
ゴンドールの包囲
シェロブの棲処
キリス・ウンゴル
ペレンノール野
黒門
モルドール
エピローグ
著者等紹介
ラッセル,ゲーリー[ラッセル,ゲーリー][Russell,Gary]
編集者、作家、コラムニスト、ラジオドラマのプロデューサーとしてメディアで多彩な才能を発揮している
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感想・レビュー
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- 和書
- やさしいうそ