内容説明
膨張し続ける世界人口、永久に失われつつある生物の多様性―生命をはぐくむ地球上の生物圏は、急激に衰え始めている。私たちはいま、何を選択すべきなのか。ピュリッツァー賞を二度受賞した知の巨人が発する強烈なマニフェスト。
目次
第1章 地球のフロンティア
第2章 ボトルネック
第3章 自然の最後の抵抗
第4章 惑星を殺す者
第5章 生物圏の価値
第6章 生命愛のために
第7章 解決
著者等紹介
ウィルソン,エドワード・オズボーン[ウィルソン,エドワードオズボーン][Wilson,Edward O.]
1929年、アラバマ州バーミンガム生まれ。20世紀を代表する昆虫学者、生態学者、進化学者。1975年、『社会生物学』という大著で、アリから人間にいたるまで、およそすべての動物の社会行動を進化理論で説明するという画期的な統合化を果たした。人間の心的活動や文化的活動をも射程に入れた野心的な著作を次々と発表し、人間性が一皮むけば生物学で説明できるという衝撃を与えてきた。1993年の国際生物学賞をはじめ、2度のピュリッツァー賞など数々の賞を受賞。現在ハーヴァード大学の名誉教授であり同大学比較動物学博物館の名誉キュレーターでもある
山下篤子[ヤマシタアツコ]
北海道大学歯学部卒業。歯科医師。大学病院勤務、保健所勤務などを経て、現在は翻訳業
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