内容説明
ホテル暮らしを続ける弁護士だったが、画家の妻とともにローマ郊外の田舎町ストリに移り住み、知る人ぞ知る田舎町で、なぞ解きの連続のような毎日を体験することに…。個性的な人々やユニークな食文化をユーモラスに綴る。
目次
ストリへ
グイディ
豆の祝福
手
郵便配達
広場
哲学者
ルチアーノの新しい家
ポンティウス・ピラト
ブーツ職人
時が日々をさらっていく
スピノザの皮をはぐ
アストリッドの話
ガイとノン・ガイ
マルセラのカンティーナ
パスカルの鼻
卓球台
腕の詩人
著者等紹介
リップス,マイケル[リップス,マイケル][Rips,Michael]
五代前までさかのぼれる生粋のネブラスカ人。ホテル暮らしを続ける弁護士だったが、画家の妻とともにローマ郊外の田舎町ストリに移り住む。現在はアメリカに帰国し、ニューヨーク市内のホテルに長期滞在中
越智めぐみ[オチメグミ]
1969年、東京生まれ。跡見学園女子大学英文学科卒業。英和翻訳辞典の編纂に携わる。英米文学翻訳家
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