内容説明
愛とはなにか?私とは何者か?人はなんのために生きるのか?人はどこからともなくこの世に生まれ、時とともにどこへともなく去っていく。誕生の瞬間から死に至るまでの、人生という旅の伴侶は“アナム・カラ”=魂の友。古代人の英知を今日に受けつぎながら、もっとも洗練された精神、ケルトの知恵を、いまもっとも注目すべき現代の哲人が、真摯にそして丹念に綴った、人生の旅路に贈るかけがえのない一冊。
目次
親愛の神秘
五感の精神性
輝ける孤独
労働―成長の詩学
加齢―内なる収穫の美
死―水底の地平
著者等紹介
オドノヒュウ,ジョン[O’Donohue,John]
アイルランド生まれの詩人、哲学者。テューピンゲン大学でヘーゲルを研究し博士号を取得。ヘーゲルに関する著作のほかに、詩集『記憶の谺』、四大を題材にした学術論文『石・記憶の殿堂』『水・大地の涙』『火・魂の炉端』『風・神の息』などがある。現在は、アメリカとヨーロッパ各地で教鞭を執る傍ら、ドイツ神秘主義学の祖、マイスター・エックハルトを研究のテーマとしている。現在、もっとも注目すべき思想家の一人
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