内容説明
現実世界の制約を超えた電脳空間でうごめくサブカルチャーの現在・過去・未来を、気鋭の批評家が圧倒的な知識と見識で案内する電脳文化論。
目次
序章 エスケープ・ヴェロシティ
第１章 覚醒せよ、起動せよ、没入せよ
第２章 メタル・マシン・ミュージック
第３章 修繕屋の戦争
第４章 儀式の力学
第５章 ロボット性交
第６章 政治的身体をサイボーグ化する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuchi-koma
2
サイバーパンクに夢みた人々の記録。文化論としてめっぽう面白い。lainの元ネタがたくさん出てくるよ。読もうとすればシンギュラリティに至る終末論の変遷もなんとなく分かるよ。2007/12/22
エリオちゃん
0
科学の発展が人類をあまねく救済するわけではない。むしろ人類の大半を奴隷化して搾取している。 1997年の本なのに現代の問題を驚くほど当てている。世紀末は色々な文化が熱気を持っていたんだな。2019/09/06
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